【東京生まれ東京育ち転勤族が語る】住むなら東京と地方都市どっちが良い?(移住)

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こんにちは雪駄です。

私は東京生まれ東京育ち、三代続けて東京出身で「生粋の江戸っ子」ってやつです。

転勤する30歳まで東京で暮らしていました。

東京のハイセンスな街並み、常に変化し続ける最先端な感じ、それでいて粋で人情も残る感じ。

東京の良さは誰よりも知っているつもりです。

今は東京に住んでいないのであれですが、当時は東京の目ぼしい場所で知らないところはなかったと思います。

定番から穴場まで、どこでも観光案内できる自信がありました。

そんな私なので、転勤するまで「一生東京を離れたくない」と思っていました。

就職活動では、東京から出たくないので、転勤のなさそうな会社ばかり受けていました。(東京ローカルの鉄道会社など・・・)

しかし、30歳での大阪転勤、その後の仙台転勤を機に、地方都市の魅力にも気づいてしまいました。

人って頑ななほど考えがガラッと変わるんですね(汗)

 

ということで今回は、東京と地方都市、どちらの魅力も知っている私が「両者の長所」について挙げたいと思います。

どちらが良いと考えるかは、一人一人の価値観やライフスタイルによって違います。

コロナによるテレワークの加速で、地方移住を考えている方も多いそうですが、住む場所をお考えの方がベストな選択をするための参考になればと思います。

 

東京に住む6つのメリット

まずは東京と地方の両方を知る私が、東京に住むメリットについて挙げていきます。

①東京は何でもあって便利

東京は日本全国だけでなく、世界各国の物を「安全に」手に入れることができる街です。

本であれば専門書の街「神保町」がありますし、その隣の「御茶ノ水」は楽器の専門店街、「小川町」はスキー・スノーボードの専門店街があったりと、「東京で手に入らないものはないんじゃないか?」と思うくらいの品揃えです。

食品を買うにもこだわりのお店がたくさんありますし、常に新しいものを取り入れることができる新鮮感がありますね。

本当に便利だと思います。

 

②東京は選択肢がたくさんある

これも大きいですね。

人も物も日本最大級に集まるので、「選択肢の多さ」はかなり魅力的かと思います。

例えば「遊びに行く」では、地方では割と中心駅だけに全てが集中していて、「一駅行くと何もない」みたいな状況が多いですが、東京はどの駅にもスポットがあります。

駅によって「違った顔の街」があり、「遊び」の選択肢が多いです。

また、「学び」の選択肢も多いです。

社会人になり、受けたいスクールや魅力的なセミナーなどを探すと、東京開催が圧倒的に多く、直接学びを得る機会は圧倒的に東京が多いです。

人が沢山集まり切磋琢磨する東京は「学びに対するアツさ」を感じます。

スクールも競争が激しい分、教育水準は高いだろうと推察されます。

 

③東京はラーメン屋がうまい

これは転勤してから気づいたのですが、ラーメンの美味さは東京が圧倒的です。

特に家系ラーメンや二郎系は圧倒的。

店数が多いので選択肢が多いってのもあると思います。

 

④東京はハイセンスな店が多い

東京はスマートでエコでオシャレな店が多く、最先端だと思います。

そんな街にいるだけでワクワクします。

 

⑤東京は接客・サービスの質が高い

地方に住んでわかりましたが、東京はサービスの質についても高いと思います。

店が多いため、競争が激しく入れ替わりが激しいので、サービスが良くない店はすぐに潰れ、良い店が残るのだと思います。

地方は競争が比較的少ないので、多少サービスが悪くても幅を利かせている店もあります。

まぁ、気にならない人なら良いと思います。

 

⑥東京は不動産投資には有利

日本はこれから人口減少により、不動産も需要減による供給過剰が続き、不動産価値は自然に下がっていくものと思われます。

しかし東京は、「日本で唯一人口が増加している都市」であり、人気駅・駅近・築浅などの条件が整えば、不動産価値は下がらないものと思われます。

ただし、大地震による損壊や台風・温暖化による水没リスクがあるので、場所や物件選びは慎重に行う必要があります。

損をしないマイホーム(持ち家)の選び方

 

地方都市に住む(移住する)7つのメリット

そんな東京至上主義の私でしたが、転勤で地方都市に住んだことにより、地方には地方の魅力があることに気づきました。

ここでいう地方都市とは「首都圏以外の道府県の中心都市のこと」と定義します。

例えば、札幌市、仙台市、広島市、福岡市などです。

なので、農業などを営む田園風景な場所ではないです。

住んだことがある地方都市は大阪・仙台といった比較的大きな都市だけですが、それ以外のほとんどの地方都市にも旅行で訪問したことはありますので雰囲気は知っています。(青春18きっぷなどで43都道府県制覇)

地方都市に住むメリットはズバリ、都会すぎず田舎すぎない「いいとこどり」で「ちょうどいい」感じなところです。

地方都市は人が少なく混雑も少ないですが、生活に必要なものは全て揃っているので、田舎のような不便さもありません。

それでいて、濃ゆい人間関係もあまりないです。

よって、都市で生まれ育った私でも生活するハードルは低いのです。

転勤して地方都市に住んでから、今までの偏見がガラッと変わりました。

本当、知らないって怖いなと思いました(笑)

それでは、地方都市のメリットを挙げていきます。

 

①地方都市は人が少ない

東京に比べて圧倒的に人が少ないので、電車やお店の混雑が少ないです。

超満員電車で長距離通勤する必要もありません。

嫌だった席取り合戦で消耗することはありません。

さらにコロナ禍にある現在では、人が少ない環境が望まれています。

人と人との距離も取れますし、比較的心穏やかに生活することができています。

 

②地方都市は街がコンパクト

街の多様性はありませんが、買い物は一つの街で完結し、全て揃えることができるので便利です。

 

③地方都市は自然が豊か

家から山や森が見える景色が素敵です。

山が身近にある街並みが好きなのです。

【東京にはない】自然(緑)を眺めながらゆっくりできる仙台カフェ

 

④地方都市は観光地が近い

地方には観光地がたくさんあり、地方都市に住んでいれば観光地へのアクセスが大変便利です。

旅行ではなく在来線で行けちゃう便利さがあります。

 

⑤地方都市は物価が安い

地方都市だと中心部でも家賃が圧倒的に安かったり、地元の美味しいものが安く食べられたり、物価が違います。

車をお持ちの方は駐車場も安いですし、生活コストを下げることができます。

収入が低くても、物価が安ければ暮らしていけると思います。

 

⑥地方都市は災害リスクの低減

比較的災害に強い地方都市を選べば、地震や洪水などの災害で被災するリスクは下がります。

人口が多ければ多いほど、交通麻痺などで街全体がパニックになる可能性は高いです。

 

⑦地方都市でもオンラインで何でも手に入る

東京には学びの選択肢がたくさんあると書きましたが、今はオンライン化の加速によって、全国どこでも学びが受けられるようになりました。

欲しいものもオンラインで簡単に手に入ります。

これにより地方都市のデメリットは一つなくなりました。

この流れはコロナの影響でさらに加速しています。

 

実際に住んだ地方都市「大阪」「仙台」「福岡」の良さ

次に、実際に住んだことのある大阪と仙台と福岡の魅力について語ります。

大阪の良さ

まず大阪へ転勤したのですが、そこでの一人暮らしが最高に楽しかったです。

大阪に住むまでは、「なんか怖い場所」「面白くないと好かれない」など、よくあるステレオタイプを信じ切っていたので、大阪に転勤が決まった時には正直いきたくありませんでした。

しかし実際に住んでみると、そんな偏見は一切なくなりました。

大阪の人はとても優しいですし、同じ日本でそう怖い場所はありません。

梅田や淀屋橋などの「キタ」は東京に負けないくらいのハイセンスだし、難波や心斎橋などの「ミナミ」はよくある大阪のコテコテなイメージですが、食べ物は安いし気軽に行ける楽しい場所でした。

大阪は、建物もお店も東京顔負けなほどオシャレなのです!

水都大阪と言われており川などをうまく利用した街づくりができています。

そして家賃が東京に比べてかなり安い!

大阪駅の隣駅でもワンルーム6万円(築浅)で住めたりします。

東京でいうと、神田・新橋の築浅物件に6万円で住めちゃう感じです。

ワイシャツクリーニングも1枚120円とかで安いです。

おかげで実家暮らしの時よりもお金が貯まりました(笑)

「オシャレタウン+便利すぎる+物価安い+人が優しい」のコンボにやられました(笑)

さらに、オシャレな神戸タウンまで在来線で30分、世界に誇るはんなり観光地の京都まで40分と、在来線でふらっと神戸や京都に行けちゃう距離間が最高でした。

毎週、京都か神戸に遊びに行ってました。

まとめると

【大阪の良さ】
・オシャレな建物、カフェが多い
・家賃が安いので、便利な中心部に住める
・物価が安い
・屈指の観光地である神戸、京都、奈良が近い
・街の人が優しい

 

仙台の良さ

次に転勤した仙台は、とにかくコンパクトでちょうどいい。

仙台駅に行けば必要なものは何でも揃っている便利さがあり、それでいて人がそこまで多くないです。

東京・大阪では人にぶつかりそうになることが多々ありましたが、仙台ではありません。

そして何より街中の緑の多さも素晴らしいです。

そのためか、空気が美味しいです!(空気が軽い感じ?)

電車や車で少し行けば極上の温泉三昧ですし、コロナ禍の今でも楽しめるところが近場にあるので、本当によかったと実感しています。

良質な日帰り温泉300円とかで入れます。

食べ物も美味しいのですが、あまり安くはありません。

【仙台の良さ】
・コンパクトで便利…生活に必要なものはほぼ揃っている
・人が多すぎない…東京に比べ、どこに行っても空いている
・自然豊か…風景が素晴らしい、空気が美味しい

福岡の良さ

続いて、次に転勤した福岡は、仙台よりも大きく大阪に近い大都市ですが、人はそこまで多くなく、素晴らしく住みやすい街です。

大阪に近いですが、オシャレな建物が多く、若い人が多いからかとにかく街に活気があり、ワクワクします。

福岡空港と博多は電車で5分というめちゃくちゃ良い利便性もオススメポイント。

そして、福岡といえばなんといってもご飯の美味しさ!

飲食店の多さも半端ないですが、どこに行ってもあまりハズレがありません。

そして人も優しく接客も良い。

車も歩行者に優しい。

なんていい街・・感動でした。

また旅行好きなら、九州周遊だけでなく、沖縄や韓国・台湾も近いのでたまらないですよね。

(大阪に行くよりも韓国に行く方が近い)

福岡市の人口が増加している理由、転勤したい街No1である理由がよくわかりました。

住んで楽しい街、それが福岡です!

【福岡の良さ】
・街に活気がある
・オシャレな建物が多い
・家賃が安く、便利な中心部に住める
・アクセスが便利…空港が近い、沖縄・韓国・台湾などが近い
・人が多すぎない…大都市なのに人が多すぎない(仙台以上大阪未満)
・食べ物が美味しい…水炊き、ラーメン、餃子、焼き鳥、もつ鍋、イカなど
・人が優しい…接客が良い、車(タクシー)が歩行者に優しい

 

まとめ(どこに住もうが、絶対的な幸せを基準に考えよう)

東京至上主義だった私が、なぜ地方都市に魅力を感じるようになったのか。

転勤するまでは東京から出たことがなかったので、井の中の蛙というか、地方のことを知らなかったので、噂やイメージだけで地方のことを語っていました。

何も知らないくせに語るなって感じですね。

人間、知らないことについては、良いイメージを持たないそうです。

結婚による価値観の変化もあり、自分たち家族が「どこでどんな生活をするのが幸せと思えるか」を考えるようになりました。

みなさんも、それぞれ自分にとっての幸せのカタチについて考えた上で、それが実現できる場所で生活されてみてはいかがでしょうか。

人と比べる「相対的な幸せ(ステータスなど)」よりも、人からどう言われようと、自分たちが感じる「絶対的な幸せ(心から求めるもの)」を基準に考えてみましょう。

みなさんが幸せな生活ができますよう。。

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