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【デメリット多し】サクソバンク証券の評判・口コミ(特定口座対応へ)

取引画面 金融投資【収入を活き金に】

サクソバンク証券って気になるけど、実際どうなの??

DRIPができるって聞いたけど、本当にできるの?

一般口座って確定申告大変?

米国株配当再投資(インカムゲイン投資)をする身として、サクソバンク証券の銘柄数の多さやDRIP制度はとても魅力的で、一般口座の面倒臭さを無視して飛び込んでしまいました。

結果的に口座開設して良かったなと思っていますが、人によって向き不向きが分かれると思います。

サクソバンク証券について書かれている記事も少ないので、今回は私が使ってみてわかった「メリット・デメリット」について書きたいと思います。

【この記事の結論】
・多額の投資金がある人は、DRIPや手数料のメリットを享受できるのでおすすめ
・マイナー銘柄狙いの個別株投資家にはおすすめ
・外国株でCFD取引やオプション取引をしたい人はおすすめ
・少額を分散投資する人には、あまりメリットはない
・一般口座は確定申告が超絶面倒くさいので、絶対におすすめしない
・ユーザー対応はいまいちなので、初心者向きではない

 

【6つのメリット】サクソバンク証券の口コミ・評判

サクソバンク証券はデンマークに本拠を置く投資法人の日本法人です。

サクソバンクグループは世界170ヶ国のお客様にサービスを提供しているそうで、世界的にも大きな会社です。特徴としては以下の通りです。

①銘柄数が圧倒的に多い

米国株をはじめ、欧州株、中国株などの外国株は12,000銘柄あり、米国株だけでも6,000銘柄以上と、日本の証券会社の中ではダントツです。

欲しいなと思った米国株やETFで、見つからなかった銘柄は今のところありません。

また、他の証券会社が扱っていない「REIT」や「ETF」もサクソバンク証券では豊富に取り扱っています。

【2022年11月29追記】
今まで購入できていた「MLP」や「VIX」などの米国株式パートナーシップ銘柄の購入ができなくなりました。
銘柄数は多いですが、取扱できるものは限られ、他の証券会社と差がなくなってきています。

サクソバンク通知文
👆このようなメールがきました。

②「DRIP」に対応している日本で唯一の証券会社

わたしがサクソバンクを選んだ一番の決め手となったのが、DRIP制度がある日本で唯一の証券会社だったことです。

DRIPとは「Dividend Reinvestment Plan」の略称で、配当金再投資制度とも呼ばれています。

これは簡単にいうと、配当金を「株式」でもらえる制度です。

これは配当再投資を行なう上では、かなり画期的な制度だと思います。

【DRIPを使うメリット】
・配当を株式でもらうことで、自動で再投資してくれるので手間がかからない
買付手数料がかからない

配当を再投資する場合、年4回の配当ごとに手動で買い増すのは手間がかかります。

例えば、20銘柄持っていたら年80回の買い注文が必要です。

コツコツやるのが苦手な方には続かないですよね・・

DRIPは配当時に自動で株がもらえる制度なので、かなり楽です!

年4回の配当を株でもらえることで、必然的に「ドルコスト平均法」での積立投資ができ、複利効果を高めることができます。

さらに、配当金を現金でもらい、そのお金で買い注文をする場合、手間と買付手数料がかかりますが、DRIPではかかりません。

買付手数料はチリも積もればバカにならない金額になりますが、DRIPを使えば手数料がかからない分、買える株数も増えて、将来的には大きな差がつきます。

DRIPはアメリカでは一般的な制度なのですが、日本では浸透していません。そこにサクソバンク証券が初めて制度を取り入れました。

ただし、アメリカのように無条件にできるわけではないので、デメリットもあります(下で書きます)

③特定口座&米ドル口座に対応!

ついにサクソバンク証券で待望の「特定口座」が開設できるようになりました😃

これはビッグニュース!!

圧倒的な銘柄数とDRIPの恩恵を享受しつつ、確定申告の手間も省けるので、とても魅力歴ですね!

今まで一般口座の確定申告の煩わしさで躊躇していた方にとっては、口座開設のチャンス到来です。

【特定口座】開設のお申し込みについて(サクソバンク証券HP)

※ただし一定の制限があります(下のデメリットに書いています)

また、2023年5月15日よりすべてのお客様に米ドル口座が開設されました。

これで円建てだけでなく、ドル建てで株を買うことができるようになります。

為替変動を気にしなくていいので、これは嬉しいニュースですね!

④CFD取引ができる

リスクがあるのでわたしは使っていませんが、サクソバンクでは外国株のCFD取引もできます。

CFD取引とは「Contract For Difference」の略称で、差金決済取引のことです。

FXのように株式でもレバレッジをかけて投資(少額の資金で数倍〜数十倍の取引)をすることができます。

また、株式を「売り」から始めることができます。(空売りともいわれます)

株価が下がると分かっていれば、先に売っておき、株価が下がった後に買いを入れることで、差額の利益をもらえます。

※配当再投資では使いません。

⑤オプション取引ができる

2020年5月から米国株のオプション取引を開始しました。

これも日本の証券会社では初のサービスです。

オプション取引とは「あらかじめ指定した日までに」「あらかじめ指定された価格」で、「株式を買ったり売ったりする権利」を売買できる取引です。

通常の指値注文は、あらかじめ指定された価格になるまでは売買できませんが、オプション取引では「◯月◯日に◯円で買う!」ということができるのです。

例えば「A株を4月30日に30ドルで買う権利」を選択し、4月30日にA株の株価が40ドルになっていたら、権利を行使することで、10ドルの利益を得ることができます(手数料除く)。

また、仮に株価が20ドルに下がっていたら損失となりますが、権利を放棄することもできるので、買付代金のみが損失となるそうです。

オプション取引は経験がなく、難しいイメージがありますが、実際にやってみてまた記事にしたいと思います。

⑥取引画面が見やすい

個人的にですが、取引画面である「SaxoTraderGO」が見やすく、使いやすいと感じています。

画面がシンプルで、株価の変動も見やすくて格好良いです。

https://www.home.saxo/ja-jp (サクソバンク証券のHPに飛びます)

 

【4つのデメリット】サクソバンク証券の口コミ・評判

メリットを見た限りとても良さそうですが、サクソバンク証券にもデメリットがあります。

①特定口座に対応も、取引銘柄に制限あり

サクソバンク証券は、他の証券会社では用意されている「特定口座」に対応しておらず、「一般口座のみ」でしたが、2021年10月4日についに特定口座が開設できるようになりました😃

saxotrader画面(特定口座)
👆サクソトレーダー画面右下に「特定口座申込み」ボタンが!

ただし、以下の制限があります。

すべての銘柄を取引するには、一般口座を使うしかないですが、一般口座のデメリットは以下の通りです。

・株の売買や配当についての「年間の損益計算」を自分で行わなければならない
・源泉徴収がされないので、確定申告をしなければならない

特定口座では、証券会社が株の売却や配当についての損益や税金を計算し、「年間取引報告書」を作成してくれるので、「買うことと売ることだけ」に専念できる楽チンな口座です。

一般口座にはこのようなメリットがなく、年間の損益計算と確定申告を、基本的に自分で行なう必要があります。

株の売買履歴については、取引ツールである「SaxoTraderGo」の中に一覧で落とせるツールがありますが、自分でも年間で「どの銘柄」を「いつ」「いくら」買ったか、その時の「為替レート」や「手数料」まで事細かく記録しています。

②一般口座は確定申告が超絶に面倒

確定申告は一般口座の最大のデメリットです。

今年2度目の確定申告をしました。

経理マン歴15年の私が断言しますが、【超絶面倒くさい】です。

【サクソバンクユーザー向け】一般口座での確定申告のやり方

国税庁のホームページでガイダンスに従って入力していけば簡単に作成できますが、特定口座に比べて一般口座では入力の面倒臭さがありました。

①売買損益の申告が1件単位

特定口座であれば「年間取引報告書」に記載されている合計金額を入力すればこと足りますが、一般口座だと「売買単位で1件ずつ」詳細を入力していく必要があります。

配当再投資は基本的に「Buy&Hold」なので、頻繁に売ることはなく、一般口座でも確定申告の負荷はそこまでありませんが、それでもこまめな記録ができない人には大変かもしれません。
②配当所得・外国税額控除の申告も1件単位

配当についても同じで、確定申告で「配当所得」の申告や「外国税額控除」の適用を受ける場合、1件1件入力していかなくてはならないので、結構面倒くさかったです。(SaxoTraderGoに配当受領金額を一覧で落とせるツールがあり、それを応用して国税庁の確定申告コーナーにデータを取り込むことはできます)

また、特定口座では配当金に「アメリカで10%+日本で20.315%」の源泉徴収がされますが、2019年までは、サクソバンクの一般口座では「日本での20.315%」の源泉徴収が「ミスにより」されていませんでしたので、必ず確定申告で納税が必要でした。(詳細は以下)
⇨2019年は「配当所得20.315%」と「外国税額控除▲10%」を申告しました。

【事件】ミスにより源泉徴収がされていなかったことが判明

2020年12月17日にサクソバンクより「外国証券等に係る配当における源泉徴収税未徴収について」という手紙が届きました。

どうやらミスにより2018年の外国株取り扱い以来、日本側の源泉徴収がされていなかったようです。

サクソバンクからの手紙

前回の確定申告時に気になったものの、あえて源泉徴収をしていないものだと思っていたのですが、実はミスだったようです。

先日の個人情報流出事件の時もそうでしたが、社内体制をしっかりとして欲しいと願います。

よって、仕方なく税務署に二重課税分の「更正の請求」をしました。(👇の記事を参照ください)

【サクソバンク源泉徴収漏れ対応】「更正の請求書」を作成してみた。

③確定申告に関する案内や説明が少ない

確定申告や税金の知識は書籍やネットなどでつきましたが、サクソバンク証券での具体的なやり方が全然書いてなく、マイノリティーさを感じました(笑)

サクソバンク証券のホームページにQ&Aはありますが、説明があっさりしすぎてますし、問い合わせをしても「詳しくは税務署へ聞いてください」と、まぁそうですよね。。

サクソバンクユーザーが少ないのもあり、ネットでも全然情報が出てこないので、かなり苦労しました。

よって、自分がわかりやすく書かなければ!と思い、大作を作りました👇
【サクソバンクユーザー向け】一般口座での確定申告のやり方

と、いうことで、確定申告は面倒ですが、少しだけメリットもあります。

【一般口座で確定申告をするメリット】
・株式の売却が出ている場合、確定申告で配当所得との相殺が可能

③DRIPで「端数対応」ができない&「非対応」の銘柄あり

先ほどメリットでDRIPについて記載しましたが、これには穴があります。

株式で配当を受領するには「1株単位」でしか対応しておらず、1回あたりの配当金が「株価以上の金額」でないと発動しないのです。

ちなみにアメリカの証券会社では「端数対応」をしていて、1株未満の金額であっても、0.1株といった端数で割り当てることで、配当全てを株式として受領できます。

サクソバンクでDRIPを発動させるには、毎回1株を超える配当金を受領する必要があり、かなりまとまった資金が必要になるということです。

また、銘柄自体がDRIP対応していないこともあるそうで、1株を超える配当金を受領した場合もDRIPが発動されかったこともあります。

ちなみに、どの銘柄がDRIP対象かどうかについては、どこにも掲載されておりません。(知っている方がいましたら教えてください)

わたしの場合、1銘柄2,000〜3,000ドルで20銘柄に分散投資をしていますが、DRIPの恩恵を受けられたのは2銘柄のみです。

【DRIPが発動する例】
・「投資額2,000ドル」で「配当利回り4%」の「DRIP対象」銘柄
⇨ 年間80ドルの配当金

・年4回の配当支払い ⇨ 1回当たり20ドル($80÷4回)の配当金
・源泉徴収(10%)後の配当金 ⇨ 18ドル($20×90%)

「株価が18ドル未満」であればDRIPが発動される可能性あり
【株価50ドル/配当利回り4%の銘柄でDRIP発動するには】
・結論…「5,600ドル」を超える投資が必要
・「配当金50ドル超」をもらうには ⇨ 源泉徴収前56ドル($50÷0.9)
・1回当たり56ドルの配当金 ⇨ 年間224ドルの配当金($56×4回)
・年間224ドルの配当金を利回り4%でもらうには…5,600ドルが必要($224÷4%)
このように、なかなかハードルが高いと思われます。
投資額がたくさんある方であれば可能かと思いますが、少額で分散投資をする方々には向いておりません。

④最低手数料がある&為替手数料がかかる

売買手数料について、マネックス証券やSBI証券、楽天証券などは米国株の最低手数料を無料化しましたが、サクソバンク証券は最低5ドルかかります。

また、「売買手数料は0.2%」と業界最安値(他は0.45%が多い)ですが、円貨決済にしか対応しておらず、ドル建で保有することができないため、売買や配当受領のたびに「為替手数料(片道0.2%)」がかかります。

なので、売買のたびに実質0.4%がかかります。

これでも他の証券会社よりは安いですが、最低手数料5ドルの壁があり、少額の買い増しをちょこちょこやる投資家にとっては、毎回5ドル引かれてしまうのはデメリットになります。

最低手数料5ドルを超える取引をするには
・1回につき「2,500ドル超」の取引が必要 ⇨ 5ドル÷手数料率0.2%
毎回2,500ドル超の売買をしないと、手数料最安の恩恵を受けられない

 

【結論】サクソバンク証券はこんな人におすすめ

結論ですが、サクソバンク証券のメリットは、圧倒的な銘柄数とDRIPの恩恵が受けられることです。

特定口座がはじまったことで、確定申告の煩わしさからも解放されるので、個別株投資家にとっては魅力的な証券会社かと思います。

ただ、取扱銘柄も徐々に規制を受けて減ってきており、他の証券会社とも差がなくなってきています。

問い合わせ対応もあまり良くないですし、過去の個人情報漏洩や源泉徴収漏れ事件の経緯もあることから、信頼性という面では疑問が残ります。

よって、初心者にはおすすめしません。

おすすめできるユーザーは以下の通り。

【サクソバンク証券がおすすめな人】
DRIPの恩恵を受けられるくらいの多額の資金を投入できる人
Firtstrade証券などの米国証券会社を開設するのはハードルが高いが、他の国内証券会社にはない優良株を買いたい人
✅外国株のCFD取引やオプション取引などを利用したい人

少額分散投資をする方はDRIPの恩恵を受けられないこともあるので、最低手数料のない他の国内証券会社で少しずつ買い増しをしつつ、他の会社にない銘柄をサクソバンクで買うという戦略がおすすめです。

ちなみに私は「マネックス証券」をメインで使っています。

【マネックス証券の8つのメリット】
銘柄数が多い
企業分析ツール(銘柄スカウター)が秀逸
サービス品質が高い
✅各種手数料が安い
クレカ積み立てができる(1.1%還元)
✅確定申告がラク
日中に米国株の取引ができる
✅配当金を自動で再投資できる
安心できる大手ネット証券の中でも、マネックス証券の顧客に寄り添ったサービス品質は高いと感じています。
マネックス証券でも「配当金自動再投資サービス」がはじまりました!
厳密にはDRIPとは違いますが、配当金の金額を上限に、同銘柄の買付注文を自動発注するサービスです。
面倒な手作業での買い付けからは解放されます😀
ということで、口座開設はご自身の判断でご検討をお願いします。
株式投資と同様に証券口座も「分散」することでリスクヘッジできます。

マネックス証券

 

【おまけ】無料で質の高い米国株情報を得られるメルマガ

いざ米国株を始めても、実際どの株を買えばいいのか・・

とりあえず有名で増配を続けている会社を買っているが、一次情報も少ないし本当に大丈夫なのだろうか?

個別株投資家にとって、いい銘柄情報を日本語で掲載しているメディアってなかなかないですよね。

いや、あるんです!!

最後に、わたしが利用している質の高いメールマガジン(メルマガ)をご紹介します。

わたしは米国株をはじめて3年、着実に結果の出る「高配当株の再投資」に重点を置き、安定的な配当収入を得ていますが、すべての情報源はメルマガのみです。

メルマガは無料で、登録はメールアドレスのみ、そして解除も簡単なものが大半なので、初心者にもおすすめです。

続きはこちらから👇

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