投資ってギャンブル?
株をはじめてみたいけどちょっと怖い・・
そう思われている人も多いかと思いますが、なにごとも怖いと感じるのは「知らない」からです。
人間、自分が知らないものやイメージできないものに関しては、恐怖心を感じて避けてしまうのが心理なのです。
しかし、「勉強」することでその恐怖心は取り除かれます。
投資も同じで、原理原則を理解すれば怖いものではないですし、自分の資産を増やす確実な手段になり得ます。
特に、物価が上昇し給料が上がらない日本(=スタグフレーション)において、自らの資産を守る手段は「投資」をおいて他にないと思います。
そこで今回は、投資をするにあたっての原理原則、マインドについてお伝えしたいと思います。
長期的に投資で成功する人には、共通の原理原則があります。
私はこの原理原則を素直に実践した結果、2021年の投資成績は以下の通り好調でした。
この原理原則は再現性の高いもの(誰でも真似できる)ですので、ぜひ最後までお読みください。
【投資で成功するには①】情報はお金を払ってでも買う
まず1つ目の原則は、「情報」にはお金をかけましょう。
インターネットの普及により、情報があふれすぎている現代において、無料の情報には「ただのセールス」であったり「デマ」などの悪質な情報も多くあり、素人にその良し悪しを見極めるのは難しいです。
そもそも、他人に教えたくないオイシイ話を、わざわざ無料で提供しませんよね?
無料で教えるからには「フォロワーを増やしたい」とか「自分の商品販売サイトに誘導したい」といった、何かしらのメリットがないとやりません。
結局、無料の情報は情報発信者側にメリットがあるように意図されています。
無料のものだけで情報を集めて成功しようなんて甘いのです。
私も以前はお金をケチって、無料のメルマガやSNSだけで情報収集していましたが、重要なポイント(おすすめ銘柄など)のところで「この先有料」になってしまいました。
これでは時間の無駄づかいですよね。
もちろん無料でも良い情報はありますが、数ある情報の中で質の高い有益な情報を見つけだすには、相当な勉強と時間が必要です。
投資は「時間」の概念が非常に重要です。
なるべく遠回りせず最短距離で結果を出すことで、リターンを最大にできます。
そのためには、お金を出して有益な情報を買うことが必須なのです。
情報を買うことのメリットは以下の3つです。
メリット①自分で調べる時間を短縮できる
情報を買うことで、自分で調べる時間を短縮できます。
有料の情報には、先人の成功例や失敗例などが凝縮されていることが多いです。
自分が時間をかけて勉強・経験して覚えていくことを、お金を出すことで「先回りして知ることができる」ので、失敗を回避しやすくなります。
つまり「情報を買うこと=時間を買うこと」なのです。
株式投資(個別銘柄)を例にとっても、その企業の業績や事業内容の良し悪し、今後の見通しなど、それ専門の仕事をしていない限り、自分で見極められるようになるには相当な時間がかかります。
難しいことはプロフェッショナルに任せましょう。
プロフェッショナルが調べた質の高い情報を買うことで、自分の時間を確保できます。
確保した時間を、自己投資など他のことに使えば良いのです。
投資の知識は割と再現性が高い(個人の能力に関係なく、誰がやっても同じような結果にできる)ので、信頼できる人から情報を買うことで、最短距離で成功しやすくなります。
ただし、詐欺や全然有益じゃない情報を売っている場合もあるので、自分が信頼できるところから買いましょう。
メリット②クローズドな情報が手に入る
わざわざ情報にお金を払うことで、クローズドな情報を得ることができます。
無料の情報はSNSやブログなどで、誰もが手軽に取りにいくことができるので、情報の受け手もさまざまな人がいます。
なかには炎上させたり批判したりする人もいるので、発信者はそれらをおそれ、真の情報を言えないことも多いです。
その点、有料であれば「わざわざお金を出す」ので、情報の受け手もしぼられ、発信側も「ここだけの話」をしやすくなります。
よって、より有益な情報が手に入りやすいのです。
メリット③失敗を減らせる
①と②の理由により、質の高いクローズドな情報が手に入ることで、投資での失敗を減らすことができます。
過去の先人の経験をお金で買うことにより、自分の失敗リスクを減らしましょう!
ちなみに私が利用している「米国株投資の情報収集手段」はこちら👇
【投資で成功するには②】長期的な目線を持つ(時間を味方につける)
2つ目の原則は、長期的な目線を持つことです。
よく、投資で成功する人は「待てる人」だと言われています。
よって「投資で一攫千金を狙いたい」と考える人にはおすすめしません。
ギャンブル発想では完全に運任せになってしまうので、失敗する可能性も高いのです。
投資は短期で儲けようと考える人には「ゼロサムゲーム」になります。
高く売れて「得」した人の裏側には、必ず高く買って「損」をする人がいるからです。
株式投資の目的は、価値を生む企業にお金を投じ、経済的成長を促進させ、そのリスクへの見返りとして配当を得ることで、Win-Winの関係を築くこと。
長期的な目線でする投資の方が、確実に資産を築くことができます。
長い目で見て、買い時・売り時を見極め、タイミングを誤らないこと。
そのためには、感情に流されて短期的な利益を追いかけないことが重要です。
株式市場でいえば、米国株は短期的に激しい上下動はあるも、長期的に見れば右肩上がりが続いています。
一時的に大きく下がったからといっても、いずれ時間が経てば上がります。
いかに長い目で見て投資できるかが、成功の秘訣ですね。
短期的な視点の人は目先の利益が欲しいので、一攫千金を狙うギャンブル的な投資(投機)に走りがちです。
すぐに結果を出したいことから、日々の値動きに翻弄され、大損をしてしまう可能性があります。
利益を確実に出すには、長期的視点で考えることが必要です。
天才物理学者のアインシュタインは、複利のことを「人類最大の発見」と言ったそうです。
それだけ時間の積み上げ効果はものすごいのです。
時間を味方につければ、投資の成功率も跳ね上がります。
とても地味ですが、長期的に考えてコツコツ着実に買い増している人は、20~30年後に大きな利益を手にしている可能性が高いです。
それぐらいのスパンで考えられる人は、投資に向いていると言えるでしょう。
投資では「待てるかどうか」がカギです。
【投資で成功するには③】そもそも値動きを気にしない(ほったらかし投資)
3つ目の原則は、株価などの値動きを気にしないことです。
2つ目の原則でも書きましたが、短期での株価の上下動は、長期的にみれば「誤差」にすぎません。
目先の上下動でいちいち一喜一憂するのは、時間の無駄です。
人間は論理よりも感情を優先する生き物で、「損したくない」という感情が特に強いので、目先で株価が大きく下がったりするとすぐに売りたくなります。
理由にもよりますが、株価は短期的に下がっても長い目で見れば回復する可能性が高いです。
よって、いちいち気にする必要はないのですが、損を回避したい感情が優先されがちなので、狼狽売りしてしまうことが多いのです。
投資は「感情的に売買しないこと」が鉄則なのですが、そのためには値動きを気にしないことが重要です。
値動きを気にしないための究極の方法は「値動きを見ないこと」に尽きます。
一度株や仮想通貨などの投資商品を買ったら、もう忘れましょう。
投資のことは忘れて、趣味や副業など他のことに時間を使うといいです。
投資はあくまでも投資であり、投資だけにのめり込んでも良いことはありません。
私も初心者の頃は投資にのめり込み、良さそうな銘柄を知るたびにムショーに買いたくなり、思いっきり高値で買ってしまって大損した過去があります。
投資の基本は「安く買って高く売る」ことです。
四六時中投資のことを考えていると、そんな基本も忘れてしまい、買うタイミングを誤ります。
よって、値動きは気にしないに限ります。
有料の情報を得ることで、買いの銘柄やタイミングを見極め、効率よく買い増していきましょう。
【投資で成功するには④】分散投資でリスクを減らす
4つ目の原則は、分散して投資することです。
資産は分散して保有しましょう。
分散こそ最大のリスクヘッジです。
「卵をひとつのカゴに入れるな」という有名な言葉があります。
たくさんの卵をカゴ一つに入れて落としてしまうと、卵すべてが割れてしまいますが、卵を少しずつ複数のカゴに入れておけば、一つのカゴを落としたとしても他のカゴは無事です。
投資についても同様で、株・債券・仮想通貨・不動産・金など、複数の資産を持っておけば、例えどの資産が暴落しても他でカバーできたりします。
一つの資産だけに集中投資をすると、その資産が暴落したら全てジ・エンドになるので、超ハイリスクです。
よって分散投資が非常に重要です。
分散には資産の分散以外にも、様々な方法があるので紹介します。
【投資で成功するには⑤】とにかく続けること(途中でやめない)
5つ目の原則は、途中でやめないことです。
途中で暴落があったとしても、長い目で見れば上がっていきます。
それには長期的な視点を持ち、投資をやめないことです。(売らずに継続保有する)
「したい人 10,000人。始める人 100人。続ける人 1人。」
これは、作家や俳優・実業家として幅広く活躍する中谷彰宏さんの言葉です。
投資も1日や2日では成功しません。
ずっと続けるだけで、失敗する可能性は減っていきます。
投資だけではないですが、時間を味方につけて、コツコツと継続しましょう。
とにかく続けるんです。誰も見てくれなくても続けるんです。自分の為に続けるんです。継続は必ず力になります。続けていればきっと上手になります。続けていればきっと周りはやめていきます。続けていればきっとその世界の第一人者になるはずです。ただひたすらに続けるのです。それが一番凄いんです。
— ゆーすけ (@yusuke_shiozawa) January 6, 2022
【最後に】投資は先を予測して人より先に動くこと〜スタグフレーションにどう立ち向かうか〜
ということで、投資で成功する5つの原理原則についてお話ししました。
最後に、さらに大きな成功をおさめる秘訣としては「起こりうる未来を予測して、人より先に動くこと」が非常に重要になってきます。
現代はコロナ禍や急速なIT化などにより、社会が大きく・急速に変化している最中にいます。
景況感や相場感が大きく方向転換する現代では、現状を素早く察知して、次の変化に備える行動をとらなければいけ
「変化」は投資家にとって、大きなチャンスです。
価値ある情報を先手先手でゲットして、時代の変化にうまく乗り、大きなチャンスをつかみましょう。
ホットなニュースとしては、2022年に入り、各所で値上げのニュースが相次いていますね。
世界各国ではじまった原材料高騰による「インフレーション」がどんどん加速し、日本にもその脅威が押しよせています。
日本の状況はもっとひどく、給料が上がらないのに物価のみが上昇していく「スタグフレーション」になりつつあります。
通常のインフレは、物価が上昇することで企業の利益も増え、従業員への給料も上がるので、景気回復の方向に向かうのですが、スタグフレーションは給料が上がらないまま物価だけが上昇していくので、国民総貧乏に向かう可能性が高いのです。
なぜ給料が上がらないのか「負のループ」に陥った日本(日経ビジネス)
給料が同じで物の値段だけが上がっていけば、使えるお金は減っていきます。
今後も物の値段はどんどん上がり、相対的に日本円の価値はどんどん下がっていくことが想定されます。
よって、日本円(現金)でいくら貯金していても、その価値はどんどん目減りしていくのです。
インフレ・スタグフレーションから自分の資産を守るためには、日本円以外の資産(金や不動産、仮想通貨、それらを扱う株式など)を今すぐ持つようにしましょう。
このように、少し先の未来を予測して、先んじて対策をとることが重要です。
みんなが動き始めてから(パニックになってから)では遅いのです。
みなさまにとって、良い投資ライフとなりますよう、お祈りいたします。
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