仮想通貨(暗号資産)ブームがジワジワときています。
2021年11月には、仮想通貨の代表格であるビットコインが「700万円」を超える暴騰ぶりをみせました。
私がビットコインをはじめた当時(2019年)は1BTC=100万円くらいでしたが、今は7倍にもなっています。
2021年は仮想通貨の年ともいえるでしょう。
今まで手堅い株式投資をしていた方も、少しは仮想通貨に興味をお持ちになったのではないでしょうか?
かくいう私も、現在の株式市場の超割高感(バブル)で、株式の購入は一時見合わせており、他の投資先を考えておりました。
そして、今やるべき投資先で最適なのは仮想通貨ではないかという結論に至りました。
仮想通貨ってよく分かんないし怖くない?
価格変動激しすぎて大損した人もいるし、ギャンブルでしょ
通貨って言ってもデータでしょ?そんな実態のないものに価値があるの?
私もずっとそんな風に思っていました。
でもよく知らないのに恐れているだけでは、投資チャンスを逃すことになるのでもったいない!
ということで、仮想通貨についての本を数冊読みあさり、勉強してみました。
結果、仮想通貨には投資する価値と将来性があると感じました。
短期での激しい上下動はあるも、まだまだ長期的に上昇していくポテンシャルを秘めていると思います。
今回は、仮想通貨(暗号資産)投資をおすすめする理由(メリット・デメリット)や、リスクを減らす投資手法について、わかりやすく解説したいと思います。
ぜひ最後までお読みください。
【3つのメリット】仮想通貨(暗号資産)をおすすめする理由
仮想通貨の基本についてはここでは書きませんが、以下が参考になりました。
株式投資家向けに、仮想通貨をおすすめする理由は3つあります。
・国から独立しており金融危機の影響を受けにくい(価値保存できる)
・決済・送金手段、NFTやメタバース分野などで将来性が高い
・USBに入れておけば利便性が高く、セキュリティリスクも低い
【リスクヘッジ】仮想通貨(暗号資産)は資産防衛力が高い
まず仮想通貨(暗号資産)は国などから完全に独立しており、管理する主体がいません。
管理する主体を置かずに、皆でコインを管理するシステムです。
管理者がいない非中央集権的な通貨なので、各国の政策や思惑などによる影響を受けないことがメリットです。
このことは、今後起こりうる様々なリスクから資産を防衛するのに適していると考えます。
国が発行する通貨は「法定通貨(日本円やドルなど)」と呼ばれ、管理者は国です。
そして、法定通貨を発行する量は、管理者である国の思惑や政策により変わります。
現在はコロナ禍による大不況で、各国は財政支出を大幅に増やしており、大量に通貨を発行しています。
通貨の発行量(供給)が大幅に増えると、それだけ通貨の価値が落ちますので、インフレとなります。
特にアメリカは金融緩和で大量のドルを発行しており、相対的に円高ドル安が続いています。
日本も補助金やGotoトラベルなどで金融的な支援策を沢山打っておりますが、その財源はツボから湧き出てくるものではありません。
支援に投じた資金を回収するために、将来的な増税は回避できないと思います。
増税すればさらに不況です。
このように、本当の不景気はこれからどんどん押し寄せてくると推測され、デフォルトやそれに伴うハイパーインフレ (物価の急上昇)、預金封鎖などを行う国も出て可能性もあり、先行きは不透明です。
デフォルトやハイパーインフレになると、その国が発行する通貨の価値はゼロに等しいものになります。
法定通貨でたくさん現金を持っていても、価値がゼロになる可能性もあるのです。
そこで、リスクヘッジ手段としての仮想通貨です。
仮想通貨の代名詞であるビットコインは、国が発行する法定通貨を信用できない人たちが立ち上げ、管理者がいなくても成立するようなシステムを作り上げたのです。
実際にハイパーインフレが起きたジンバブエでは、ビットコインに逃避する人が急増し、価格が急上昇しました。
ハイパーインフレのジンバブエでビットコイン価格が12,400ドルを記録
国の財政や金融状態に影響されない価値の保存方法として、「金(ゴールド)」と合わせて仮想通貨を持っておくと良いと考えます。
【将来性】仮想通貨(暗号資産)は将来性が明るい〜NFTも黎明期〜
仮想通貨は「銀行を介さない新しい決済手段・送金手段」として徐々に拡大しています。
ビットコインで支払いができる店も増えてきましたし、仮想通貨で海外送金をすれば、銀行を介すよりも手数料が格段に安く、そして格段にスピードが早いのです。
送金が一瞬で、10万円送金しても手数料15円くらい、銀行と違い365日・24時間取引可能。
この流れはこれからどんどん拡大していくものと思われます。
米Visa、ビットコインが特典の新クレカ提供へ-ブロックファイと提携
Visaカードの利用額の1.5%がビットコインで還元されるという画期的なニュースでした。
S&P、仮想通貨指数21年から算出 機関投資家利用見込む
米S&Pダウ・ジョーンズ・インディシーズも、2021年から暗号資産(仮想通貨)指数の算出を始めるとしており、無視できない投資商品になっています。
持っているだけで価値が上がっていきそうですね。
米フロリダ州、仮想通貨を推進する予算案発表https://t.co/h8SHhvvUyT#暗号資産 #仮想通貨 #ビットコイン #副業 #主婦 pic.twitter.com/RsvL4ZJ3zh
— くりぷたんと🎀リケジョな投資家 (@KuriputantoLove) December 11, 2021
週刊仮想通貨ニュース|エルサルバドル政府のビットコイン買い増し、ペプシの独自NFTなどhttps://t.co/WoDXeiGWXh
— CoinPost -仮想通貨情報サイト-【アプリ配信中】 (@coin_post) December 12, 2021
さらに今話題のNFTやメタバースといった、社会をガラッと変えるイノベーションに仮想通貨である「イーサリアム」が使われているので、これから需要はどんどん増えると思われます。
NFTやメタバースはまだまだ黎明期。
大手企業が続々と参入するのは時間の問題であり、仮想通貨の需要急増はすぐ近くです。
【利便性】仮想通貨(暗号資産)は利便性・セキュリティが高い
仮想通貨は同じ価値保存手段である「金(ゴールド)」に比べて、利便性も良いです。
金は重たいですが、仮想通貨はUSBなどの「ハードウォレット」と呼ばれるものに入れて持ち運べるので、軽くて持ち運びに便利です。
またハードウォレットに保管していれば、物理的に盗まれない限り、ハッキングなどのセキュリティリスクも極めて低いのです。
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【3つのデメリット】仮想通貨(暗号資産)のデメリット
新しい価値の保存手法として仮想通貨をご紹介しましたが、デメリットもあります。
【税金】株式に比べ仮想通貨(暗号資産)は税金が優遇されていない
仮想通貨で利益を得た場合、株式投資などと同様に税金がかかります。
そして株式投資と仮想通貨ではかかってくる税率が異なります。
仮想通貨で得た利益にかかる税金(所得税)は、給与収入などと合算して計算される「総合課税」として扱われます。
総合課税は「仮想通貨で得た利益や給与収入などの合計金額によって税率が変わる」累進課税となっており、最高55%(住民税含む)が税金として徴収されます。
仮想通貨が爆上がりして億万長者になったとしても、払うべき税金を残さずにお金を全部使い切ってしまったら、税金が払えない可能性があります。
実際に税金のことを知らずに破産した人もたくさんいるそうです。
一方、株式で得た利益は、給与収入とは別に計算される「分離課税」で、いくら儲けても税率は約20%と一定です。
投資にかかる税金は株式の方が優遇されているといえます。
【仮想通貨と株式の税金の違いまとめ】
・仮想通貨…得た利益は給与収入などと合算した金額に課税される(最高税率55%)
・株式投資…得た利益は給与収入などと分離して課税される(税率約20%)
【価値変動】仮想通貨(暗号資産)はボラティリティが高い
仮想通貨は短期間で価値が大きく変動しやすい(=ボラティリティーが高い)資産です。
株式に比べて、大きく値段が上昇したと思ったら、次の瞬間大きく下落したりと、一種の投機的(ギャンブル的)な要素が強いです。
私はギャンブルは好きではないので、短期的な売買を繰り返すことはしません。
売ったり買ったりを繰り返すと、税金の計算も面倒です。
【セキュリティ】仮想通貨(暗号資産)はハッキングなどのリスクあり
取引所で購入した仮想通貨をそのまま取引所に保管しておくと、ハッキングなどのセキュリティリスクがあります。
取引所のハッキング事件はあとをたたず、手元に置いておいた方が無難です。
盗まれてしまったら終了ですので、先ほど書きました「ハードウォレット」などに保管しておきましょう。
おすすめのハードウォレットは、以下の2つが有名です。
大切な資産を預けるわけですから、リスクを最小限にするためにも、オークションやメルカリ(他人が使った中古品)ではなく、正規代理店から買ってください。
【損をしない5箇条】仮想通貨(暗号資産)リスクヘッジ投資手法
仮想通貨のメリット・デメリットを踏まえた上で、リスクヘッジをしながら利益を出していくためにはどうしたら良いでしょうか。
短期的な暴落時に買おう(タイミング)
まず、投資の大前提は「安く買って高く売る」ことであり、買うタイミングを間違えないことです。
仮想通貨はボラティリティ(価格変動)が激しい資産だということは申し上げました。
よって、短期間でひんぱんに急上昇することもあれば、急落することもあります。
取引高No1のビットコインでさえ、1ヶ月のうちに急落する場面が何回かあります。
早く買いたい気持ちをおさえて、急落した瞬間を狙いましょう。
そのタイミングを待って買うのが得策だと考えます。
短期売買はせず、長期的に保有をしよう(ほったらかし)
一度買ったら短期での上下動は無視して、ほったらかしにしておきましょう。
ボラティリティー(価格変動)が激しいというデメリットがありましたが、そんな中で確実に利益を出すには、長期的な目線を持つことです。
ビットコインは短期的には暴騰・暴落を繰り返していますが、数年のスパンで見ると確実に価値が上がっています。
先ほど書いた通り、リスクヘッジ&将来性がある資産なので、これからも長期的に価値が上がっていくでしょう。
仮想通貨ビットコイン、長期的に上昇することに「疑いはない」=元ニューヨーク証券取引所幹部 https://t.co/nfgTtIfl5j
— コインテレグラフジャパン(Cointelegraph Japan) (@JpCointelegraph) June 25, 2021
長い目でじっくりと挑みましょう。
仮想通貨も買ったらそのまま、ほったらかし投資をオススメします。
初心者はメジャーなコインを買おう
どのコインを買えばよいのか、迷われる方も多いかと思います。
初心者の方は迷わず「時価総額の高いコイン」にしましょう。
仮想通貨の種類は1,600種類を超えていますが、時価総額の40%を占める「ビットコイン(BTC)」と、それ以外の「アルトコイン」に分かれます。
【時価総額最大】ビットコイン(BTC)をとりあえず買おう
取引量からしても、まずはビットコインを買うのが無難です。
これからも仮想通貨市場への新規参入はどんどん増えると思いますが、いきなりマイナーなアルトコインではなく、まずは名が通っているビットコインを買うのではないでしょうか?
そうなれば価値が上がっていくのはビットコインです。
メジャーなブランドはそれだけで価値があります。
アルトコインは実際にプロジェクトが進んでいないものもあり、良いコインの見極めが難しく、ギャンブル性も高いです。
よって、アルトコインを買う場合は、時価総額の高いメジャーなものを買いましょう。
【NFTやメタバースで大注目】イーサリアム(ETH)はアルトコインの雄
アルトコインの中で時価総額が高いコインは「イーサリアム(ETH)」です。
金融サービスの時価総額ランキング。その最新版です。EthereumがついにJPmorganとVisaを抜きました。もはや #Bitcoin と #Ethereum が世界の1位と2位を独占する状況です。 pic.twitter.com/ERwkaZ42GF
— 大田比路 | Hiro OHTA (@xlix) December 7, 2021
最近話題のNFT(ノンファンジブル・トークン)、DeFi(分散型金融)、メタバースなどの成長分野において、イーサリアムは中核的な資産となっています。
イーサリアムには、ビットコインにはない「スマートコントラクト(ブロックチェーン上で行われる様々な取引を自動的に実行するプログラム)」機能を備えており、NFTやDeFiやメタバースの取引には欠かせない機能なのです。
これらの取引がどんどんメジャーになっていけば、それに比例してイーサリアムの価値もさらに上がっていくのではないかと推測します。
DeFi、NFTがイーサリアムのETH/BTCペアの3年ぶりの高値を支える(コインテレグラフ)
【国際送金に革命】リップル(XRP)も将来有望
その他、個人的には「リップル(XRP)」も将来有望なコインだと思います。
海外在住じゃないとわからないかもしれませんが、これものすごいニュースです。「ゆうちょ銀行ATM」や「ローソン銀行ATM」から、国際送金ができるサービス。
このシステムに使われているのは、Ripple社のXRPレジャーシステムです。
XRP大暴騰しても良い程のニュース。 https://t.co/dVrX6e3MC1
— CryptoStudy101 (@CryptoStudy101) August 13, 2021
国際送金が仮想通貨で便利なのは、海外に住んでいる人はよくわかります。
銀行の手数料は高い(4500円くらい)、時間もかかる(1週間)んです。
XRPで送ると(ほぼ無料)、時間も速い(4秒)んです。
これが始まるということです。
郵便からEmailへ
紙幣から電子通貨へ#仮想通貨の時代 https://t.co/YoYEiTX7Uh— CryptoStudy101 (@CryptoStudy101) July 28, 2021
リップルとブータン中銀、デジタル通貨の試験運用へ
誰にも気が付かれない小さな記事ですが、大事なことはいつも小さな文字で注意書きとして書いてあるものです。
ブータン王国ではインドのルピーも使っています。インドは人口世界2位の大国です。https://t.co/cuN2847Aee
— CryptoStudy101 (@CryptoStudy101) September 22, 2021
【結論】メジャーな通貨を3種類程度持っておこう(分散投資)
仮想通貨も1種類だけに集中投資ではなく、分散して保有すべきかと思います。
私は先ほど挙げた「ビットコイン(BTC)」「イーサリアム(ETH)」「リップル(XRP)」の3種類を持っています。
投資家300人が選ぶ「有望な暗号資産銘柄」 3位「XRP」、2位「イーサリアム」、1位は?(ITmediaビジネスオンライン)
現在
BTCは40%
ETHは20%2つの仮想通貨で60%を占めています。
XRPは1.8%程度なので少数派なんです。
60%の通貨が暴騰すればみんな現金化しますよね。その時に送金に使われるのがXRPなんです。ここはナンバーワン。
つまり、BTC,ETHが動けばXRPも動くという構図があるわけです。🤗
— CryptoStudy101 (@CryptoStudy101) December 2, 2021
分散投資でリスクヘッジをしよう
全ての投資の基本ですが、資産は分散して保有しましょう。
分散こそ最大のリスクヘッジです。
「卵をひとつのカゴに入れるな」という有名な言葉があります。
卵を全部入れたカゴを落としてしまうと、卵全てが割れてしまいますが、卵を少しずつ複数のカゴに入れておけば、一つのカゴを落としたとしても他のカゴは無事です。
投資についても同様で、株・債券・仮想通貨・不動産・金など、複数の資産を持っておけば、例えどの資産が暴落しても他でカバーできたりします。
一つの資産オンリーだと、その資産が暴落したらジ・エンドです。
よって分散投資が非常に重要なのです。
分散には資産の分散以外にも、様々な方法があるので紹介します。
✅仮想通貨種類の分散…代表通貨であるビットコインだけでなく、他の仮想通貨(=アルトコイン)も持つ
✅投資資産種類の分散…仮想通貨オンリーではなく、株・債券・不動産・金など複数の資産を持つ
✅時間の分散…一度に全額を購入するのではなく、時間をかけて少しずつ購入する(価格変動をなだらかにする)
仮想通貨への投資額は総資産の1〜5%までに抑えよう
仮想通貨に投入するお金は、総資産の1〜5%に抑えましょう。
その理由は「たとえ価値がゼロになっても、資産全体での損失は抑えられるから」です。
先ほど書いた通り、仮想通貨はボラティリティーが高いので、一時的に大きな損失を出す可能性もあります。
価値がゼロに近づく可能性もないとは言えません。
たとえ価値が0になったとしても、投入額が総資産の5%であれば、残りの95%は無事ですので、大きな痛手はありません。
もし総資産の50%を投入していたら、価格が爆上げした時は資産もすごいことになりますが、暴落した時の痛みには耐えられそうもありません。。
何事もやりすぎは痛い目をみますし、ギャンブル的な投資はしないに限ります。
【結論】仮想通貨を買うなら今!早い方がいいです!
仮想通貨初心者🔰なりに、仮想通貨(暗号資産)の魅力について語らせていただきました。
将来のことは誰にもわかりません。
でも私は仮想通貨の本を読み漁って、仮想通貨の将来性に魅力を感じました。
日本の仮想通貨の口座開設数は、人口の1%程度だそうです。
暗号資産(仮想通貨)はどれくらい広まっているの?日本と世界の普及状況(Coincheckの記事より)
大手企業も徐々に参入してきており、これから増える余地がまだまだありそうです。
目まぐるしく変化する現代では、人よりも先に新しいことにチャレンジすることが大切かと思います。
仮想通貨は、まだまだ先行者利益(アーリーアダプター)が狙える投資であると確信します。
チャレンジとはいえリスクも踏まえて、数%をポートフォリをに加えてみてはいかがでしょうか。
【いざ始めよう!】仮想通貨(暗号資産)を保有する3つの方法
仮想通貨(暗号資産)を保有する3つの方法をご紹介します。
それぞれ見ていきましょう。
仮想通貨取引所に口座を開設する
一番メジャーな仮想通貨の購入方法は、仮想通貨の取引所で実際に売買取引をすることです。
そのために、取引所に口座を開設する必要があります。
取引所は国内だけでなく海外にもあり、どちらでも開くこともできます。
しかし、初心者の方がいきなり海外取引所はハードルが高いので、最初は国内取引所に口座開設することをおすすめします。
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===Coincheckが選ばれる理由===
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BTC・ETH・ETC・LSK・XRP・XEM・LTC・BCH・MONA・XLM・QTUM・BAT・IOST・ENJ・OMG・PLT・SAND・DOT
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