
アンティークコインてどこで買えるの?

初めて買うからヘンな店で買いたくないわ…

信頼できる店やコインの選び方を教えて!

ついでに売り方も教えて!
近年、実物資産として注目を集めているアンティークコイン。
資産防衛のための分散投資の選択肢として、最適なアセットだと思います。
- コインそのものの「素材(金・銀など)」としての価値
- 発行枚数が限られていることによる希少性
- デザインなどの人気性
- 持ち運びしやすい
- 飾って楽しめる
これらにより、単なる金よりも資産価値が高くなりやすいです。
「金はもう高いから買わない」と考える方でも、希少性の高いアンティーク金貨を買うことで、価値下落へのリスクヘッジも期待できます。
そんなアンティークコインですが、
- そもそもどこで買えるの?
- コインはどうやって選ぶの?
- 信頼できる店の見わけ方は?
と、初心者の方には少しハードルが高いですよね。
高額な買い物なので、詐欺や偽物をつかみたくない!
という方向けに、信頼できる販売店の選び方についてお伝えします。
おまけとして、アンティークコインの選び方や売り方なども解説していきますので、ぜひ最後までお読みください。
【5つの買い方】アンティークコインを販売しているのはここ
アンティークコインは上記5つの購入方法があります。
ひとつひとつ、メリット・デメリットを含めご紹介していきます。
①店頭販売(コイン商)で購入
もっともオーソドックスな購入方法は、コイン商(アンティークコイン専門店)から買う方法です。
実際に販売している店舗に出向き、店員さんと話しながら、コインの現物を確認して購入できます。
目利きの店員さんに相談しながら買うことができるので、知識の少ない初心者の方におすすめです。
ただ、日本にはコインショップがたくさんあり玉石混交なので、信頼できる店を選ぶ必要があります。
信頼できる店とは「長年の業歴」があり「顧客からの信頼が厚い」こと。
これらを満たす、目利きのいるコイン商といえば、以下の3店が有名です。
アンティークコインの値段
日本のコイン商の多くは
海外のオークションで落札した価格に利益を40%ほどのせている印象もちろんもっと少ない利益率のコイン商もあると思いますが
自分でオークションに参加した方がいいですね#アンティークコイン#投資
— ハル@アンティークコイン投資家 (@coin_salon9) June 19, 2022
②オンラインショップ
「店舗に行くのはちょっとハードルが高い・・」
と思っている方に、オンライン専門のコイン販売店もあります。
実店舗がない分、販売コストも比較的安いので、コスパよく手に入りやすいです。
ただ、実際に店員さんに直接会って相談できないので、コインについては自分で調べる必要があります。(オンライン相談を実施している店舗もあり)
初心者の方は、本やYouTubeなどでアンティークコインの基礎を学んでから、買うべきコインの判断基準を決めて、買うことをオススメします。
投資は「自分で学ぶ」ことが成功の大前提です。
- 出口を起点とした提案
- 徹底的な透明性
- 圧倒的な情報力
を掲げており、国内の販売店があまりやらない海外のディーラーやオークションへ実際に足を運び、生の情報収集を欠かさない販売店さんです。
情報をすべて正直に話してくださるのもありがたいですね。
LINEでも質問ができるので安心。
③メルカリやヤフオクなど
メルカリやヤフオクなど、個人間の取引でもコインを買うことはできます。
なかにはお宝コインが発掘されることも!?
ただ、買うときは掲載している写真のみで判断しなければならないので、初心者にはオススメしません。
その売主が信頼できるかどうかもわからないので、偽物をつかまされるおそれもあります。
アンティークコイン収集始めたばかりの人は、ある程度相場観がつかめるまでは、メルカリ、ヤフオクなどのCtoCサービスは使わないほうがいいと思います。銀座コイン、ダルマコインなどの大手コイン商の利用おススメ。
— KEN@光ルビー推し (@kmh_f) December 8, 2022
掘り出しものもあるみたいですが、上級者向けですね。。
#アンティークコイン #銀貨
メリカリやヤフオクは偽物が多いと聞き
ましたが!!
手頃な安い銀貨を購入して測定してみた。
物はイラン5000ディナール銀貨です。
若干重量に0.1の誤差がありますがね結果は銀比重10.4が出たので本物でした!
90%銀が含有してる数値がでました。
おしっ!getだぜ! pic.twitter.com/mBXDxihiWL— 誠 (@BigMoon19820725) March 4, 2023
④コインオークション
こちらも上級者向けですが、アンティークコインを買う手段としては「コインオークション」が主流です。
コイン商で買うと手数料などのマージンが乗っている分、少し割高になります。
オークションは「コインをより源流で買えるのでマージンが低い」というメリットがあります。
ただ、コインの相場を知らないと、逆に高く買わされてしまうことも。
しっかりと勉強してからのぞみましょう。
コインオークションは国内にもありますが、海外オークションの方が圧倒的にメジャーです。
よって初心者には敷居が高く、自分で調べる必要があるので、手間や時間がかかります。
#アンティークコイン
サマリー
・年ごとに開催回数・出品数が増加、オークション落札総額・落札平均価格は2020年以降右肩上がり
・2022年の平均落札価格は2020年と比べると約47%増
・2022年の落札総額は前年比167%の約79億円、一昨年の2020年と比べると2倍以上の規模にhttps://t.co/puKuzYCoFw pic.twitter.com/2hb6zHqsO6— pazu (@akapazu) August 8, 2023
⑤オークション代行サービス
オークションの手間をかけられない人に向けて「オークション代行サービス」というものもあります。
代行してもらう分マージンは乗りますが、プロの目利きによって、自分が求める最善のコインを代わりに落札してくれます。
初心者にもオススメの方法だと思います。
オークション代行サービスは「銀座なみきFP事務所」が有名ですが、成功報酬型の料金システムで、落札できなかった場合は料金がかかりません。
【アンティークコインの購入先】
※ブックマーク推奨下記の表を見ていただくと分かるように、コインの購入先として経験があるものは、オークションサイト、ディーラー(ECサイト)、ディーラー(リアル)が過半数を超えております。フリマアプリが20.9%、知人からが10.9%という結果になりました。 pic.twitter.com/SLEJevW3l4
— 渡辺孝祐🪙アンティークコイン (@kosuke_coin) August 10, 2023
【4つの基準】価値あるアンティークコインの選び方
では投資用・資産防衛の手段としてアンティークコインを買いたい場合、どんなコインを選べばいいのでしょうか。
初心者の方は信頼できそうなコイン商に相談するのも手ですが、ある程度の知識がないと話についていけずに、良いコインに巡り会えないことも・・
よって、ここでは「コインの選び方の目安」について書いておきます。
コインの価値はどのようにして決まるのか。
以下の4つの基準をご紹介します。
①素材
まずはコインが何の素材でできているかにより、価値が変わります。
金・銀・銅など、その素材の価値がベースの値段になります。
金や銀そのものに価値があるので、そのベースの上に、以下で紹介する「希少性」などの価値が加算されることになります。
一般的には希少性の高い「金貨(ゴールド)」が価値が高いですが、その時の需要と供給によって変わりますので、商品市況などを随時チェックしてみてください。
個人的には、現在の各国の財政状況などから「金の価値はまだまだ上がる」とみており、金貨を買っておけば間違いないかな、と思っています。
②希少性(残存枚数)
モノの値段は「需要と供給」で決まります。
供給(絶対量)が少なく、需要(買いたい人)が多ければ、そのモノの価値は上がります。
アンティークコインも例外ではなく、この世に残存している枚数が少ないほど、価値の高いコインとなります。
一般的には「発行枚数が100枚以下」だと希少な部類ではないかと思いますので、コイン選びの判断基準にしてみて下さい。
また、大量に発行していても発行後に溶解されたりして、実際に残っている枚数が少なければ価値の高いコインとなります。
発行枚数というよりは「残存枚数」が価値を決めますので、参考にしてください。
③グレード(コインの状態)
アンティークコインは、傷やサビなど、ひとつとして同じコインはありません。
コインの状態がよければ、そのコインの価値は高くなります。
コインの状態を客観的に証明する手段として「鑑定会社による格付け」があります。
有名なのは、アメリカの大手鑑定会社の「NGC」と「PCGS」の2社です。
状態としては「未使用品」がベストで「70」を最高等級に、さまざまなグレードがあります。
初心者の方は、上記2社による格付けがされたコインを選びましょう。
鑑定済のコインについては、鑑定会社のサイトに全てのデータが掲載されていますので、購入前に必ず確認することをオススメします。
④デザインなどの人気性
コインのデザインや製造された背景なども価値を決めるひとつです。
- どんな人物や景色が描かれているか
- 発行された時代背景など
デザインはもとよりコインに込められたストーリーに人気があれば、コインとしての価値は高くなります。
状態の良くないものでも、デザインが面白かったりすると、高価な値段がつくこともあります。
【3つの売り方】アンティークコインの出口戦略
購入したアンティークコインはどこで売れるのでしょうか?
売る手段としては、コイン商やオークションなどのほか、買取専門店に売ることもできます。
そもそもコインは長期でじっくり持ち続けることで、価値がじわじわと上昇していくものなので、最低でも10〜20年のスパンでの視点が大事です。
なぜなら買うときと同様、売るときにも業者への手数料がかかりますが、その手数料は10%レベルで高く設定されているので、それ以上の価値上昇を待ってから売らないと損をするからです。
どれも一長一短ありますが、コイン商や買取専門店で売りたい場合は、必ず何社かにもちこんで相見積もりを取ってください。
アンティークコインはまったく同じものが一つとしてないので、その値段のつけ方に店によって差が出るのは当たり前です。
店側の鑑定眼のある・なしで、全然値段が違うことが普通にあります。
あなたのコインをもっとも高く評価してくれる店に売りましょう。
オークションに出す場合は、買うときと同様にそれなりの知識が必要で、売れるまで数ヶ月単位の時間がかかることを覚悟しましょう。
【結論】初心者がアンティークコインを買うならコイン商へ
ということで、アンティークコインの買い方・選び方・売り方についてご紹介しました。
やはり知識や経験の浅い初心者の方は、信頼できるコイン商で買うのがベターだと個人的には思います。
売買手数料はかかってしまいますが、将来の値上がりが期待できるコインをしっかりと選べば、元は取れます。
そのためにも、しっかりとした鑑定眼をもつコイン商(長年の業歴があり顧客からの信頼が厚い)を探してください。
「店舗に行くのが面倒」
という方は、オンライン専門の「ゴールドコイン」さんなどに、オンラインで相談するという手もあります。
YouTubeで無料で学べたり、買う前に実際にコインの内見もできるので、なかなか良いサービスではないかと思います。
最後に、コインは長期でじっくり持ち続けることで、価値がじわじわと上昇していくものです。
投資全般にいえることですが、長い目で見て判断しましょう。
アンティークコインは、店やコインの選び方を間違わなければ、インフレや円安に備えるための資産防衛手段として大いに役に立つと思います。
そのためにもご自身でしっかりと知識をつけられ、素敵な将来をともに目指しましょう!
長文を最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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