経理の仕事は楽しいけど、給料が低いのどうにかならん?
未経験経理で転職して給料下がった。どうしよう・・
経理は続けたいけど、もっと年収を上げる方法ない?
会社にいても年功序列で給料はなかなか上がらず。
世界情勢も急激なインフレや円安で、モノの値段は上がるばかり・・
共働きで頑張ってるけど、ギリギリの生活・・
転職活動をはじめたものの「年収を下げないと難しい」とエージェントに言われたり・・
あなたのおうちの家計、ますます厳しくなっていませんか?
こんな世の中で年収を上げるスベはあるのでしょうか?
あります!
今回は経理部員のあなたに、経理ならではのアドバンテージを生かした年収アップ方法を5つご紹介します。
せっかく経理という専門性の高い仕事に従事されているあなたです。
どうせなら、専門性という武器を最大限に生かして、効率よく年収アップを狙いましょう。
「専門性が高い=年収アップする選択肢も多い」ということです。
社内で昇進を目指すほかにも、資格をとって昇給したり、転職・副業・士業として独立など、経理をやっていれば色々な道が用意されています。
「自分のやりたいこと」や「得意なこと」「将来どうありたいか」なども含め、自分に合った年収アップ方法を選んで、実践してみましょう。
努力は裏切りません。
経理で様々なことを学んでいるあなたならできるはず。
興味をもたれた方は、ぜひ最後までお読みください。
【経理で年収を上げる方法①】社内で信頼を積み上げて昇進する
経理マンの年収アップ方法の一つ目は、社内で信頼関係(実績)を積み上げて、昇進・昇給を狙う方法です。
社内昇進は、会社員の一番オーソドックスな正攻法です。
会社での昇進は狭き門なうえ、管理職になると大変なことも多いので、避ける人も多いのではないでしょうか。
ただ、転職や独立などのリスクは負いたくないけど、今の会社で給料を増やしたいという方もいるかと思います。
「昇進することで、デキるビジネスマンとして認められたい!」
「周囲に認められながら、楽しく仕事がしたい!」
そんな方にはオススメです。
✅オススメ度 ★★★☆☆
✅難易度 ★★★★☆
✅収入アップ度 ★★☆☆☆
✅労力 ★★★★☆
✅リスク ★☆☆☆☆
社内昇進のメリット
社内昇進のメリットは、管理職になることで大幅な年収アップになる会社もあること。
それであれば昇進を狙わない手はありません。
さらに、周りから評価されることで、会社で働くモチベーションも上がります。
どうせ働くなら楽しい方がいいですよね。
昇進をすることで自分の発言力も高まっていき、自分のやりたいことがやりやすくなっていきます。(会社の雰囲気にもよると思いますが・・)
改革や改善をのぞんでいる人であれば、やりやすくなっていきますね。
私は現在、課長代理として二番手のポジションにありますが、やめる業務の決断や業務改革など、わりと自分の思い通りにやらせてもらっています。
業務改善によって部内の残業はほぼゼロになり、働きやすい環境づくりができました。
伝統的な日本企業でこのような改革を進めるには、ある程度の地位がないとできません。
「昇進してよかったな」と思いました。
また、管理職や監督職になれば視野も広がるので、部下や後輩の気持ちもわかるようになります。
私はプレイヤー気質なので、人のマネジメントってホントに難しいと実感しました。
気の合う部下や後輩だけではありませんし、自分の思い通りに人を動かすことは無理です。
今の時代であれば、相手に寄り添い、相手の立場に立って、気持ちよく仕事をしてもらえるような環境づくりが求められます。
他部門との窓口として折衝も必要ですし、経理として言うべきことを、ハッキリと言わなければなりません。
管理職はその責任が大きいから給料も高いのです。
「担当者として実務をバリバリやるのが楽しい」という方は向いていないかもしれませんが、人を見ることが好きな方は、マネジメント業務が向いているかもしれません。
経理担当としてはミスが多くて怒られてばかりの人でも、管理職としてはめちゃくちゃ優秀な人を何人も見ています。
「優秀なプレイヤーが優秀なマネージャーになるとは限らない」とはよく言ったものです。
人によって得意不得意がありますからね。
社内昇進のデメリット
逆にデメリットとしては、昇進して年収が上がっても、その分所得税や年金などの社会保険料も同時に上がるので、手取りとしてはそれほど上がらないケースもあることです。
【年収・税額早見表付き】年収が増えたら手取りはいくらになる?(キャリアエーさんのHPより)
上のリンクを参考にすると、年収600万円⇨700万円になっても、手取りは67万円しか増えません。
しかもそれ以上増えるごとに、増え幅は下がっていきます。
ある程度の年収の人には、あまりコスパは良くないかもしれません。
さらに管理職になると「固定給(年棒制)」になる会社も多く、この場合は残業代が発生しなくなり、逆に給料が減るパターンもあります。
責任が増えればやる仕事も増え、自分の自由時間も減るおそれも。
そのうえ、給料に見合った責任や激務が求められる会社もあるので、あなたの会社の管理職がどんな待遇であるか確認してみてください。
そして、昇進をするには上司の評価基準に合わせた行動が必要です。
上司の考え方によって異なるので、単純に経理マンとしての実力をつけても、それだけでは上がれないケースもあります。
行きたくない飲み会やゴルフに付き合わなければならなかったり、自分の信念とは合わない上司もいます。
上司を選ぶことはできないので、その上司に合わせた行動を取らないといけないこともデメリットです。
【デキる経理マンの仕事術】社内昇進(昇給)するための10箇条
メリット・デメリットをふまえた上で、昇進を目指したいという方。
ここでは経理でマネジメント経験のある私が、15年間社内を観察し、仕事がデキて上司や同僚に評価されている人の共通点をまとめました。
昇進するためには、上司や同僚・他部門の信頼を少しづつ積み重ねていく必要があります。
信頼関係は一朝一夕にできるものではなく、あなたの日頃の仕事に対する姿勢や態度で、少しづつ積み上がっていきます。
信頼されるための仕事をして、コツコツと信頼残高を増やしていきましょう!
さて、あなたの給料(の元となる評価)を決めるのは上司です。
よって、会社では上司に評価されるための立ち回りや実力も必要となってきます。
もちろん上司の評価基準は、会社や上司によってまちまちなので、一概にこの方法が絶対有効とはいいきれませんが、一般的に使える仕事術を以下に記載しています。
この仕事術を身につけることで、昇進ができなくても、ビジネスマンとしてレベルアップも可能。
ビジネスマンとしてのレベルが上がれば、独立や副業をすることになっても有利になるので、昇進を目指さない人でも参考になると思います。
くわしくは長くなりますので、別記事で書いています。
興味のある方は、こちらをクリックしてください👇
【経理で年収を上げる方法②】資格を取って取得手当をもらう
二つ目は、簿記やFASS、公認会計士や税理士などの会計関連資格をとって、資格取得の報奨金や手当をもらう方法です。
「報奨金」は単発の収入ですが、「手当」として固定給に加算される会社であれば「昇給扱い」になるので、やる価値は大きいですね。
この方法は、資格が取得できれば収入が上がるので、わりと簡単な方法だと思います。
✅オススメ度 ★★★★★
✅難易度 ★★★☆☆…資格による
✅収入アップ度 ★☆☆☆☆
✅労力 ★★★☆☆
✅リスク ★☆☆☆☆
資格取得のメリット
会計系の資格を取得することで、経理実務のスキルアップにつながるとともに、経理マンとしての箔もつきます。
まさに一石二鳥。
また、簿記2級以上をもっていれば、転職をする際にも有利になります。
入社した会社になじめず、いざ転職!となった時のための「保険」として持っておくことで、精神安定しますよ。
未経験から経理を目指すなら簿記2級は必須。周りで経理へ転職した人は簿記2級取得率100%です。企業にとって未経験者を採用するのはかなりリスクがあります。リスク回避するために候補者のどこをまず見るかというと簿記を持ってるかどうか。簿記は会計の下地があることを最低限証明してくれますよ。
— だーどん@30代未経験経理マン (@don1105don) November 17, 2022
日商簿記2級はめちゃちゃ汎用性高いです。詳しくはこちら👇
また公認会計士や税理士などの難関資格にチャレンジすることで、独立する道もひらかれます。
このように、資格を取得することにムダはありませんので、手当の有無に関わらず、入社したらすぐに資格取得にチャレンジすることをオススメします。
また、あなたの会社が建設業であれば「建設業経理士」がオススメです。
難易度は日商簿記よりも若干低く、2級以上であれば「経営事項審査」の評価対象となるので、会社の評価に貢献できます。
ということで、建設業界では建設業経理士の取得を奨励している会社が多いです。
建設業界内での転職に有利になるので、ぜひご検討ください。
資格取得のデメリット
逆にデメリットとしては、資格取得手当がない会社であれば、年収は上がらないことです。
また、手当が付いていても、そこまで大きく年収が上がる会社は少ないと思います。
しかし、手当がなかったとしても、自分の能力への投資は将来大きな資産になりますので、資格取得をやらない手はないです。
大きな会社であれば「通信教育」などの制度も充実していますので、会社の補助を最大限活用して自己投資しましょう!
【経理で年収を上げる方法③】会計士や税理士として独立する
3つ目は資格取得の延長ですが、公認会計士や税理士などの難関資格を取って独立する方法です。
簿記3級→経理で基本的な仕事ができる
簿記2級→上司がいれば一通り経理の仕事ができる
簿記1級→経理の責任者として活躍できる
税理士→税務・会計の専門家として独立開業できる
公認会計士→会計・監査の専門家として大企業を相手に活躍できる#簿記の教室メイプルtwitter校— 簿記の教室メイプル 南伸一 (@boki_school) June 18, 2022
公認会計士や税理士は年収の高い職業として有名ですね。
税理士新聞第1729号(令和4年3/5)
の年収独自調査結果(単位:万)公認会計士 933.5
弁護士 840.5
税理士 829.6
弁理士 710.5
不動産鑑定士 706.6
中小企業診断士688.6
司法書士 630.2会計上・税理士で独立してる人を会計上カウントするとこーなるだろうな。
— 岩永悠@アイユーコンサルティンググループ代表 (@iwanagay18) March 8, 2022
✅オススメ度 ★★☆☆☆
✅難易度 ★★★★★
✅収入アップ度 ★★★★☆‥成功した場合
✅労力 ★★★★★
✅リスク ★★★★☆
独立のメリット
公認会計士や税理士は、経理の仕事の最高峰。
成功すれば大きく年収を上げることが可能です。
会社に縛られて生きていくのが嫌な方にももってこいです。
人脈もひろがっていくので、あなたの貴重な財産になります。
独立のデメリット
ご存知のとおり、公認会計士や税理士は超難関資格です。
取るまでの労力がハンパないです。
さらに、公認会計士や税理士になったから安泰ということではありません。
今は競争も激しいので、資格があれば食っていける時代ではありません。
士業として安定した収入を得るためには、しっかりと営業やマーケティングをやっていかないと、お客さんはつかないと思います。
「士業=個人事業主」ですから、結局は自分を売り込む必要があります。
資格はアドバンテージになりますが、それ以上にお客さんに認知されたり、「あなたに相談したい」と思われるようにならないと売上は上がりません。
そのためには、地道な勉強と営業活動が必要になると思います。
資格があるから仕事が来るわけではない。実務の勉強だけでなくマーケティングも学んだほうがいい。
だけど、稼ぐことに意識が行きすぎて国家資格者としての責任、独占業務を与えられていることの使命感を置いてきてはいけない。
稼ぐだけなら他の仕事でもできる。
このバランスって大事だと思う。— 石下貴大@GOAL (@kankyoishige) October 1, 2021
事務所開設などの初期費用もかかりますし、事務所が軌道にのるまでは時間もかかると思いますが、高い志と自分を信じる力がある人には向いていると思います。
【経理で年収を上げる方法④】給料が高い会社に転職する
4つ目は、給料が高い会社に転職する方法です。
転職は年収を上げるメジャーな方法のひとつ。
意外と知られていないのですが、同じ経理の仕事をしていても、業界や会社によって給料はピンキリです。
同じ仕事であれば、より高い給料の会社に行きたいですよね?
経理はどの会社にもあるので、業種・業界を超えて転職ができます。
現状の給料に満足していなければ、給料の高い会社に転職するのが効率的です。
経理リーダー時代の転職活動
年収480万円(農林水産上場子会社)
⇒720万円提示(IT上場)
⇒830万円提示(電力上場子会社)業界で年収が変わるのは事実だった…
(逆になんでそんな年収安いの?と驚かれた)
いくら努力して経理スキル上げても、年収が上がらない場合、転職の検討あり。— 経理部IS (@keiri_IS) November 6, 2022
経理は他業界に転職しやすい職種である。
業界が違っても仕事内容に大きな違いはないので、決算などの汎用性が高い業務経験があれば、業界を変えることは難しくない。
私自身も3つの業界を経験している。
業界によって年収は変わるので、年収アップを狙うのであれば、他業界に目を向けると良い。— えぬ (@uscpa_k) February 8, 2020
✅オススメ度 ★★★☆☆
✅難易度 ★★★★☆
✅収入アップ度 ★★★★☆‥成功した場合
✅労力 ★★★★☆
✅リスク ★★★★☆
転職のメリット
転職は、成功すれば大きく年収を上げることも可能。
人間関係もリセットできるので、今の職場の人間関係が嫌な方にはオススメの方法です。
また、さまざまな業界や会社で働くことで、経理としての知見も深まり、キャリアアップもできます。
人脈もひろがっていくので、あなたの貴重な財産になります。
転職のデメリット
いっぽう転職の選択肢がとれるのは、20代〜30代前半までかと思います。
アラフォーを超えると、転職は結構厳しいというデータが出ています。(転職成功者の平均年齢は31.7歳)
※参考:年代別転職のポイントも解説!コロナでどう変わった? 転職成功者の平均年齢調査【最新版】(dodaより)
絶対に無理とはいえませんが、リスクは高そうですね・・
さらに、会社選びに失敗したら、逆に年収がダウンすることもあります。
そのほか、今まで職場で積みあげた信頼残高がリセットされ、新しい人間関係を一から構築していかなければなりません。
わりとストレスですよね。
職場の雰囲気は、口コミなどで事前情報は得られるものの、実際にその部署に入社するまでは、本当の人間関係は見えにくいかと思います。
転職はそんなリスクも抱えています。
逆に20代の若い人であれば、失敗してもあとからいくらでもやり直せるので、積極的にチャレンジしてみては!?
年収が高い会社を見極める4つの方法
転職に興味をおもちになった方へ。
では、年収が高い会社はどうやって見抜くのでしょうか。
個人的には以下の4つを判断基準としています。
業界研究や決算書を読んでみて、年収の高そうな会社を見つけてみてください。
経理マンのあなたは「決算書が読める」だけで、転職においてもアドバンテージです。
①上りエスカレーター業界の会社を選ぶ
一つ目は、これから伸びる(上りエスカレーターの)業界を選ぶこと。
なぜなら、業界全体が活況で売上が右肩上がりであれば、給料も増えていく可能性が高いからです。
間違っても、売っている商品の市場が飽和しており、技術革新もなく、これから衰退する業界を選んではいけません。
利益の源泉である売上が伸びなければ、当然給料アップにも反映されません。
伸びる業界に多い特徴は、
- 複数のベンチャーが参入して、各社とも伸びているサービス
- 既存の業界にある「非効率」をうまく突いているサービス
そんな目線で探してみてください。
②労働分配率が高い会社を選ぶ
労働分配率とは「会社のもうけをどれだけ従業員に使用したか」の計算を表す値です。
「人件費÷粗利益」で計算されます。
この率が高ければ高いほど、利益を従業員の給料にたくさん使っているということになります。
人を大切にする企業はこの率が高いといえます。
③一人あたり人件費が高い会社を選ぶ
④フリーキャッシュフローが右肩上がりの会社を選ぶ
キャッシュ(現金)が潤沢な企業は、ホワイト企業が多いです。
現金をたくさん持っていれば、企業活動に余裕が生まれ、給料やボーナスにも還元されやすいからです。
企業の利益が「栄養」だとすると、現金は「血液」だと言われています。
人間、栄養が取れなくてもすぐには死にませんが、血液がなくなってしまったら即死ですよね?
企業も同じで、現金がなくなれば企業活動ができなくなり倒産します。
逆に現金が多いければ多いほど、企業に余裕が生まれるのです。
余裕が生まれれば、社員への還元も多くなり、社員の満足度も上がり、社風は良くなります。
キャッシュが何より大事ですよね。
利益が栄養なら、キャッシュは血液。
利益はキャッシュを獲得するための手段にすぎない。
利益は操作できるが、現金収支は操作できない。#経理 https://t.co/KocqUvBHtP— 雪駄キック❄️経理部Webライター課 (@settakick) November 2, 2020
では、その企業に現金があるかどうかはどこを見ればいいのでしょうか?
答えは、決算三表の一つである「キャッシュフロー計算書」です。
そのなかの「フリーキャッシュフロー(FCF)」を見ましょう。
フリーキャッシュフローとは、その文字通り「自由に使うことができるお金」という意味です。
自由に使うことができるお金が大きければ大きいほど、社員へ還元する余裕があるといえます。
以上の4つの指標で目星をつけたら、平均年収が載っている転職サイト(キャリコネやエン転職など)などで、年収を確認することをオススメします。
経理に特化した転職サイトなら「MS-Japan」がおすすめ
転職に興味をもった方は、まずは転職エージェントに登録してみましょう。
経理マン転職に一番のおすすめは「MS-Japan」です。
MS-Japanは管理部門に特化した転職サイトです。
経理系の求人も多く、在籍しているエージェントさんは、数多くの経理マンの転職をサポートしてきたスペシャリストです。
自分のキャリアに合った求人の紹介はもちろん、無料で転職活動のアドバイスや、職務経歴書の添削などもしてくれます。
僕が未経験の経理転職でお世話になったMS-Japanの感想🙆♂️
①未経験可の経理求人は他に比べると多い
②面接予想がドンピシャだった
③他社に比べると若干厳しめ(忖度なく正直な意見)
④今の僕にすべきことを教えてくれた
⑤サイトが重くて使いづらい担当者によって違いはありますが、参考までに😌
— あいおん❄️経理x簿記xブログ (@aion1224up) October 7, 2022
無料なので、登録しておいて損はありません。
そろそろ言ってしまうと、たつみ転職します😌
応募社数・・・32社
不合格社数・・・27社
最終面接数・・・2社(内内定1社)大企業の経理→中小企業の経理ですが、利益率の高い業界への軸ずらし転職で年収50万円ほど(残業0ベースで)アップしました。
Twitterできなかった理由です😇笑
— たつみ@本で人生変えた人 (@TATSUMI_365) December 19, 2020
【経理で年収を上げる方法⑤】経理スキルが有利になる副業をする
最後は、経理の経験や簿記の知識を活かして「副業」をすることです。
私は副業で年収を50万円上げました。
会計・税務・簿記の知識は副業でも大いに役立っています。
副業での年収アップはリスクも少なくできるので、私の一番のおすすめです。
✅オススメ度 ★★★★★
✅難易度 ★★☆☆☆
✅収入アップ度 ★★★★☆
✅労力 ★★★☆☆
✅リスク ★☆☆☆☆
副業のメリット
単に年収を上げたいのであれば、社内昇進や転職よりも、副業の方が低リスクに稼ぐことができます。
社内昇進は時間がかかります。
嫌な上司ともうまくやらなきゃいけないですし、労力もかかります。
転職も年収が上がるとは限らないですし、このご時世、新しい世界に飛び込むのはリスクも高く、新しい人間関係も面倒ですよね?
副業ならスキマ時間でマイペースにでき、「会計知識=専門スキル」がアドバンテージとなるので、一般の人よりはダンゼン有利に稼ぐことができます。
副業は会社に頼らず個人の実力で行うもの。
自分で稼げる経験をすると、会社への依存度も下がるので、大きな自信になります。
たとえ失敗しても会社の本業収入があるので、何事もなかったかのように生きていけます。
ほぼノーリスクでチャレンジできるのです。
ブログやWebライターであれば、初期投資の費用もサーバー代くらいしかかからないので、金銭的にも負担は小さいです。
私がブログをはじめてからはお金に余裕ができ、会社に縛られない生き方ができるようになり、心も豊かになりました。
また、ブログを始めてからライティングスキルが身につき、本業の経理の仕事でも活かせています。
このように、経理経験を活かした副業なら、本業とも相乗効果があるのでやらない手はありません。
これからの不安定な時代、あなたの会社がずっと続くと言い切れますか?
いざというとき、会社はあなたを守ってくれません。
副業で自分で稼げる経験をしておけば、もし会社が倒れたりリストラされたりしても生き残れます。
この先、定年後に充分な年金をもらえる可能性は薄いです。
副業で稼いでいれば、定年後も続けることで、金銭的な余裕も生まれます。
このように、副業をするメリットはたくさんあります。
副業のデメリット
経理はデスクワークが中心なので、肩こりや腰痛持ち・眼精疲労の方が多いです。
それなのに、家に帰ってからも副業でパソコンに向き合わないといけないので、当然体には負担がかかります。
目を酷使することになるので、週末には体がガチガチだったりします。
よって、週に1日はまとめて休む(デジタルデトックスする)ことが必要です。
マッサージやストレッチ・運動・湯船に浸かる・自然に触れるなど、人それぞれの好みに応じて体を和らげることで、次への活力も生まれます。
さらに、副業をはじめたからといっていきなり稼げるわけではなく、稼ぐにはライティングやマーケティング、経済などを勉強する必要があります。
勉強しながらコツコツ地道に実践していけるマインドの人でないと、結果を出すのは厳しいかと思います。
ただ、興味のない勉強と違い、好きなことや稼ぎにつながる学びであれば、飽きることなく勉強できます。
実際に私は、学んでいるうちに自分がスキルアップできているのを実感できたので、とても楽しく継続できました😀
副業を禁止している会社の場合はどうしたらいいの?
副業がバレたらマズくない?
こんな疑問をお持ちの方もいるかと思います。
まずは会社の「就業規則」などを見て、副業を禁止する文言があるかどうかを確認しましょう。
ちなみに法的には副業を禁止する法律はありません。
労働者には「職業選択の自由」が憲法で保障されており、労働時間以外はなにをしようが自由だからです。
よって、副業の禁止は労働者の自由を制限することになるので、副業禁止規定をもとに解雇された事例が「不当」となった判例もあるようです。
ただ「職務専念義務」や「秘密保持義務」「競業避止義務」などに反するような場合や、企業の名誉・信用を損なう行為があるような場合は、この限りではありません。
つまり「会社に不利益をもたらす副業」はやってはいけないということです。
今の時代、副業をやるデメリットより、副業をやらないデメリットの方が大きいと考えます。
国もようやく副業を推進しはじめましたし、これからは副業が一般的になる流れです。
副業をやらなければ、いつまでも会社に縛られた生活は続きます。
収入を会社だけに頼ってしまうと、もし会社から見捨てられたとき、生きる術を失います。
あなたの会社は「いつまでも継続する」と100%断言できますか?
いざというときに会社は個人を守ってくれません。
副業をすることで、いざというときに備えましょう。
聞いてくれ!ホントはもっと稼ぎたいのに会社で副業禁止だからと踏み出せない人はもったいない。じゃあ会社は将来まで面倒みてくれる?今時、副業禁止は無理ゲーです!ニックネームとイラスト使ってプロフにある稼ぎ方で早く始めよう。会社への忠誠心があるのはいいけど、結果、自分が損するだけですよ
— とび|在宅で毎月6桁収入 (@tobi_sidebis) November 22, 2022
副業禁止で副業して変わったこと
収入:サラリーマンの6倍に
お金の使い方:家賃、電気代が経費
子供人数:ほぼ4人へ
小さな幸せ:おかずが一品増えた
働き方:1社の社長へ
キャリア:異業種へ転職可能に
教え子の実績:月100万の生徒
フォロワー:もうすぐ2万人!控えめに言って副業はやるべき!
— ゆう🐸カメレオン起業家 (@chame_kigyou) November 23, 2022
【結論】迷ったら「副業」で年収を上げよう。
以上、5つの年収アップ方法についてお伝えしました。
どれか迷ったのであれば、経理のスキルをアドバンテージに、低リスクでわりと簡単に稼ぐ手段としての「副業」をオススメします。
これからの不安定な時代は、何が起こるかわかりません。
そんな時代を個人が生き抜いていく手段として、個人としてのスキルを身に付け、会社に頼りすぎずに生きていける力を備えておくべきと思います。
わたしが副業を始めたのは35歳を過ぎてからでした。
それまでは金曜が待ち遠しい、趣味に生きる、ごくごく普通の会社員。
副業をはじめてからはお金に余裕ができ、会社に縛られない生き方ができるようになり、心も豊かになりました。
「副収入があるので、いつでも会社を辞められる」
こう思えただけで、会社で言いたいことが言えるようになり、会社生活も楽しくなりました。
会社が副業を禁止する理由は、セキュリティやら従業員の労働時間管理やら、いろいろ言うけど、そんなのはウソ。
一番大きな理由は「収入が複数口あると、会社のいう事を聞かなくなるから」に決まってる。
複数の収入の口があれば、残業も出世も断われるし、転勤もかんたんに拒否できる。
— 安達裕哉(Books&Apps) (@Books_Apps) February 7, 2023
人生を豊かに生きるには「余裕」が必要です。
お金の余裕は心の余裕。
なにより副業をはじめてから毎日が楽しいです。
日々自分の成長を感じることができますし、稼ぐことだけにとどまらない人生の喜びがあります。
興味があれば、ぜひチャレンジしてみてください😀
経理の副業について、詳しく知りたい方はこちらへ!(副業がバレない方法も)
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