
米国株の始め方について、わかりやすく教えて欲しい

米国株って英語がわからなくても大丈夫?

おすすめの証券口座や、情報収集の方法を教えてほしい
今回は「米国株に興味があるけど、どうやって始めればいいの?」という方向けに、なるべくリスクを減らして着実に稼ぐためのノウハウを、4つほど書きました。
- 米国株投資のはじめ方「5ステップ」
- 有益な情報を得られるリソース(本・メルマガ)の紹介
- おすすめ証券口座の紹介
- 優良な銘柄選びのコツ
株式だけではなく、投資にはリスクがつきもの。
しかし、リスクを恐れて何もしなければ収益は得られません。
でもなるべく失敗はしたくないですよね?
リスクを減らすには、正しい知識をインストールして、有益な情報源から世の中に先んじて情報を得ることが重要です。
ここでは正しい知識のつけ方や、私がお世話になっている情報源についてご紹介します。
米国株は日本の証券会社で買えますので、英語は必要ありません。
情報源もすべて日本語のものに限定しておりますので、安心してはじめられます。
みなさまの投資ライフが手軽にスタートできるよう、サポートできたらと思います。
ぜひ最後までお読みください。
【5つのステップ】米国株投資の始め方
まずは米国株初心者向けに、米国株投資のはじめ方について紹介します。
①目標を明確にする
投資を始める前に、まずは 「自分がなぜ投資をするのか」 をはっきりさせましょう。
老後の生活資金を準備したい?
毎月の小遣いを増やしたい?
早期リタイア(FIRE)を目指したい?
成功している投資家に共通しているのは、必ず明確な目標を持っていることです。
逆に「なんとなく儲けたい」では、方向が定まらず途中で迷子になってしまいます。
目標は、投資という長い航海に出るときの羅針盤。
だからこそ、最初に自分なりのゴールを明確にすることが一番重要なんです。
目的が定まったら、次は数字に落とし込むことが大切です。
たとえば、
「老後までに資産3,000万円をつくりたい」と考えたとします。
今40歳で、65歳まであと25年ある
毎月5万円を米国株に積立投資(年利5%想定)
→ 将来、約3,000万円になる計算
もう一つの例では、
「毎月10万円の配当を得たい」と決めた場合、
年利4%の配当株で運用するとすると、必要資産は約3,000万円
そこから逆算して、毎月・毎年どれくらい積み立てるかを決める
こうして具体的にゴールを描くことで、
「そのために今いくら投資するのか」「どんな銘柄を選ぶのか」が自然と決まっていきます。
②知識をつける(学ぶ)
株式投資で成功するために、最も大切なのは「知識」です。
知識がなければ、目の前の情報に振り回され、失敗につながります。
特に注意すべきは、テレビやSNSで流れる“派手な情報”や、インフルエンサーの一言に踊らされてしまうこと。
「次はこの株が上がる!」
「この銘柄で一発逆転!」
といった情報は、人を惹きつける力がある一方で、根拠のないものも多く含まれています。
投資で本当に必要なのは、流行りの情報に飛びつくことではなく、基礎を理解し、自分で判断できる力を養うことです。
🔹知識をつけるための方法🔹
本やスクール(通信教育)で投資の全体像を学ぶ
信頼できるメルマガや書籍から体系的な知識を得る
無料情報は補助的に使い、メインは有料教材で学ぶ
特に有料の教材は、提供する側も責任があるため、いい加減な内容を書けません。
先人が積み重ねたノウハウや失敗談を“お金でショートカット”するのは、投資効率を高める最善の方法です。
一方で、無料の情報はどうしても発信者側のメリットが絡みやすく、広告やセールス目的で作られているケースも多いです。
もちろん中には役立つものもありますが、玉石混交の情報の中から良質なものを見極めるには、相当な勉強と時間が必要です。
知識を持つことで、相場が荒れたときも慌てなくなります。
「今は一時的な下落だから売らないで保有し続けよう」と判断できれば、不必要な損失を防げます。
逆に知識がなければ、「株価が下がっている!もうダメだ!」とパニック売りをしてしまい、チャンスを逃すことにもつながります。
だからこそ、最初の投資は 本や信頼できるメルマガなど、有料の教材から学ぶことをおすすめします。
そのうえで、ニュースやSNSは補足的に使うくらいがちょうどいいバランスです。
③証券口座を開設
ある程度の知識を得たら、実際に株を買ってみましょう。
米国株を買うには、証券会社に口座を開設する必要があります。
後章でくわしく説明しますが、米国株は米国だけでなく日本の証券会社でも買えますので、初心者の方は「日本の証券口座」の開設をおすすめします。
海外口座は「銘柄数が多い」などのメリットはありますが、英語が必要であったり、税務申告も煩雑になるので、おすすめしません。
証券口座の開設は無料です。
④銘柄を購入(種銭づくり)
証券口座を開設したら、実際に米国株を買ってみましょう。
米国株は100円くらいから買えますので、まずは失敗しても痛手とならない手軽な金額からスタートしてみましょう。
慣れてきたら、メルマガなどで優良な高配当銘柄をチェックし、買い進めていきましょう。
とにかく最初は「焦って買いすぎない」こと。
早く買いたい気持ちはわかりますが、はじめから全財産を投入するとと失敗します。
私自身がそうでした。
とにかく良い!と思った銘柄を大量購入しましたが、その銘柄の株価は買った時がピーク。
その後の株価は落ちるのみでした。
あせって全部売ったら、その売った時が株価の底。
100万円の損失を出してしまいました。
そんなことはよくあります。
ということで、正しい知識を得て、焦らずじっくりいきましょう。
待てる人が成功するのです。
リスクを減らす投資法についてはこちら👇
ちなみに、投資するお金が充分でない人は、まずは「種銭づくり」から始めましょう。
私は会社の財形貯蓄を利用して、数百万円貯めました。
お金は給与から天引きしてしまうのが、一番貯まります。
⑤配当や決算を確認する
配当収入目当ての場合、買った銘柄は基本ほったらかしで構いませんが、四半期毎にもらえる配当や決算書については、定期的に確認しましょう。
配当は証券口座に入金されます。
証券会社によっては、配当が入金されたらメール通知される機能等もありますので活用ください。
また、買った銘柄の業績のチェックのために「決算書」も確認しましょう。
証券会社によっては、米国株の決算書を、日本語で見やすく表示している会社もあります。
マネックス証券の「銘柄スカウター」なんかは見やすいのでおすすめです。
その他、すべて英語になりますが、米国株の決算や配当情報(配当利回りなど)を得られる有名なツールは「Dividnd.com」です。
とても便利ですので、ぜひ翻訳しながら使ってみてください。
【おすすめ教材】米国株を勉強するならこれ!
次に、米国株初心者におすすめの教材を紹介します。
私の場合は「本」で米国株の全体像について勉強し、「メルマガ」で最新情報を入手しています。
米国株投資に関する初心者向けの本は増えてきましたが、有益な個別銘柄情報を扱っているメディアは、日本株に比べて少ないのが現状です。
そんな中、私が実際使ってみてよかったもの(一次情報が多く、いい銘柄情報を日本語で掲載しているメディア)に厳選して紹介します。
初心者におすすめの本(書籍)
米国株についての初歩を学ぶには、バフェット太郎さんが書いた「バカでも稼げる 「米国株」高配当投資 」がおすすめです。
米国株投資(配当再投資)のはじめ方や、リスクを下げる分散投資や配当再投資のやり方について、面白くわかりやすく書いてあります。
18万部突破のロングセラーで、日本人が書いた「米国株投資」でイチバン売れている本です。
ちなみに「中田敦彦のYouTube大学」でも講義本として使われています。
有益な銘柄情報を得られるメルマガ
いざ米国株を始めても、実際どの株を買えばいいのか・・
とりあえず有名で増配を続けている会社を買っているが、一次情報も少ないし本当に大丈夫なのだろうか?
個別株投資家にとって、いい銘柄情報を日本語で掲載しているメディアってなかなかないですよね。
いや、あるんです!!
わたしが利用している質の高いメールマガジン(メルマガ)をご紹介します。
わたしは米国株をはじめて7年、着実に結果の出る「高配当株の再投資」に重点を置き、安定的な配当収入を得ていますが、すべての情報源はメルマガのみです。
私が厳選したメルマガはこちら👇
【おすすめ証券口座】米国株を始めるならこの証券会社
実際に米国株を買おう!と思っても、どこで買ったらいいかわからないですよね。
株は「証券会社」で買うことができます。
米国株が買える証券会社は、おおむね以下の3つ
- アメリカの証券会社
- 日本の総合証券会社
- 日本のネット系証券会社
おすすめは「日本のネット系証券会社」で、初心者であれば「マネックス証券」がオススメです。
それぞれのメリットとデメリットを見ていきましょう。
アメリカの証券会社
米国株はアメリカなので、アメリカの証券口座で買うことができます。
日本人でも開設が可能な証券会社は「Firstrade証券」と「InteractiveBrokers証券」があります。
ただ英語の壁など、なかなかハードルは高いので、初心者にはおすすめしません。
アメリカの証券会社なら、アメリカに上場している全ての銘柄を売買できるので、かなりマイナーな銘柄まで買えちゃいます。
そしてなんと言っても「海外資産」を持てるので、この先の日本の財政に何かあっても…
その逃避先としてのリスク分散が可能です。
その反面、手続きやトラブルがあった際には英語で対応せねばならず、利益については日本で確定申告をしなければならないので、素人には大変面倒です。
日本の総合証券会社
米国株は日本の証券会社でも買えます。
アメリカの証券口座に比べて銘柄数は少ないですが、メジャーな銘柄は買えるので大きな支障はありません。
日本の大手証券会社といえば、野村證券や大和証券などが有名ですよね。
これらは総合証券と呼ばれ、実店舗を持ち、直接対面で相談しながら株が購入できる証券会社です。
証券会社の営業マンに相談しながら株の売買ができるので、自分で情報収集をするのが面倒だという方は良いと思います。
しかし、営業マンはお客様の利益よりも、証券会社に利益となる「売りたい銘柄」を勧めてくる可能性があります。
よって、自分で何も調べずに、証券会社の営業マンに言われるまま買うのは大変危険です。
証券会社の営業マンと私たちの利益は、必ずしも一致しないのです。
なぜなら、日本の証券会社の収益の仕組み(=営業マンの評価)は、「お客様が利益を出したか(=成功報酬)」ではなく「商品がいくら売れたか(=手数料報酬)」になっているからです。
真に私たちの利益を考えてくれる営業マンに出会えればいいですが、そうでない場合は損失を出すリスクもあります。
さらに総合証券会社は取引手数料も高いです。
店舗ではなくネットでも買うことはできますが、相談できる営業マンの人件費、店舗の家賃などの固定費がかかる分、取引手数料は割高なのです。
よって、あまりおすすめではありません。
日本のネット系証券会社 👈おすすめ
初心者に一番おすすめなのが、日本のネット系証券会社です。
ネット系証券会社とは、実際の店舗を持たない証券会社で、ネット上で株の売買を行う証券会社です。
有名なところで「マネックス証券」「SBI証券」「楽天証券」「サクソバンク証券」などがあります。
ネット証券は取引手数料が割安で、手軽に株の売買ができ、営業電話もありません。
・某大手総合証券(店舗)…6,325円
・某大手総合証券(ネット)…4,741円
・某ネット証券…450円
情報収集に関しては、前章でも記載した通り、株式投資は勉強・知識なくして成功はありません。
自分で学び、常に情報収集を心がけていれば、誰かにだまされるリスクも下げることができます。
前章で紹介したメルマガや本を見れば、オススメの銘柄情報は得られますし、ネット系証券では株式の分析ができる「銘柄分析ツール」が使える会社も多いです。
ちなみに私は「サクソバンク証券」と「マネックス証券」を併用しています。
初心者であれば「マネックス証券」が私のイチオシです。
サクソバンク証券は、米国株の取扱数が「約12,000銘柄」と国内証券会社では最多ですが、確定申告が面倒などのデメリットがあり、初心者にはおすすめできません。
マネックス証券は「5,000銘柄以上」の米国株を扱っていて、有名どころはほぼ買えます。
欲しい銘柄があれば、追加もリクエスト可能です。
特定口座に対応しているので、源泉徴収ありにしていれば確定申告も不要。
しかも手数料は業界最安水準で、人気の米国ETFも手数料無料で買えるチャンスがあります。
さらに初心者に嬉しいのが 「銘柄スカウター」
企業の業績や配当、キャッシュフローなど、知りたい情報を一目で確認できるので、分析に迷うことがありません。
「定期買い付けサービス」を使えば、配当金を自動で再投資でき、ほったらかしで複利効果を活かせます。
毎回手動で買い増す手間が省けるので、忙しい人でも安心です。
初心者でも安心して始められる、手軽で便利なサービスがそろっているのがマネックス証券の魅力です。
マネックス証券の口コミ(メリット・デメリット)はこちら👇
【おすすめ銘柄選び】優良な高配当銘柄の買い方
最後に配当再投資(インカムゲイン投資)をする場合の、優良銘柄の選び方についてご紹介します。
長年、連続増配している銘柄を選ぶ
まずは配当金を毎年増やしている(増配している)企業を選びましょう。
「長年増配している実績がある=株主を大事にしている」ということです。
配当金の支払は、株主総会で決まります。
連続増配しているアメリカ企業においては、株主総会で配当金を減らす決断をすることは、面倒かつ経営者として「汚点」を残すことになります。
よって、これを避けるため、過去の増配トレンドを踏襲しやすいのです。
安定した「キャッシュ」を稼ぐ銘柄を選ぶ
配当再投資(インカムゲイン)銘柄を選ぶ上では、売上や利益を見るのも大事ですが、一番大事なのは配当の原資となる「現金(=キャッシュ)」を豊富に稼げるかを見る必要があります。
「利益」と「現金」は違います。
いくら利益を稼いでいても、手元に現金がなければ、取引先への支払いや従業員への給料支給ができなくなり、会社は倒産します。
逆に現金が豊富にあり、現金をたくさん稼げる事業であれば、配当できる余力も大きいので、増配余地も大きいことになります。
現金を見る指標として「フリーキャッシュフロー」という指標があるので、これが増えているかをチェックすると良いと思います。
業種でいうと「消費財、薬品、インフラ(通信など)」といった日銭を稼げる業態は、景気に左右されず現金が豊富に稼げるので、買いです。
今回のようなコロナによる経済低迷が起きても、私たちが消費財や薬、携帯電話などの通信機器を使わないことはありません。
景気に左右されずに現金が安定的に稼げるのです。
【たったこれだけ】投資の成功者がやっている「投資で失敗しない5つの極意」
仮想通貨のメリット・デメリットとリスクを減らす投資手法をわかりやすく解説